Pythonには様々なデータ型があります。
よく皆さんが使用するデータ型はint,float,str,list型でしょう。
これはどれもPythonに最初からある組み込み型です。
ここではPythonにある組み込み型を紹介します。
型名 | 説明 | 使用例 |
---|---|---|
str |
文字列を表します。 | a = "paison" |
int |
整数を表します。 | b = -617 |
float |
少数点のついた数(実数)を表します。 | c = 3.14 |
complex |
複素数という数の一種を表します。 | d = 63 - 2.7j |
bool |
真、又は偽を表します。 |
e = True e = False
|
list |
リストを表します。 |
f = [5, True, 4.2, ["risuto", 4]] print(f[3][0]) # ↳ risuto
|
tuple |
組を表します。 |
g = (5, True, 4.2, ("たぷる", 8)) print(g[3][1]) # ↳ 8
|
dict |
辞書を表します。 |
h = {3:6, "sakana":"魚", 3.14:"π"} print(f["sakana"]) # ↳ 魚
|
type |
変数のデータ型を表します。 |
i = {3:5,4:2} print(type(i)) # ↳ <class 'dict'>
|
set |
集合を表します。 listに似ていますが中にlistを挿入することはできません。 辞書に挿入したい場合は別の「frozenset」というデータ型を使います。 |
set([3,8,"raamen"]) # ↳ {8, 3, 'raamen'} set([3,8,"raamen",[3,5.1]]) # ↳TypeError: unhashable type: 'list'
|
主な組み込み型を上に挙げました。
よく使うので覚えておくとよいでしょう。