システムオプション

mprint

マクロ実行時に行われるSASステートメントをログに出力する。

マクロ変数の評価式やマクロの実行開始、終了をログに出力する。

マクロ変数の置換結果を表示する。

ステップ実行ごとに、リソース使用状況を出力する。

出力されるログにINFO系のログを追加する。

用途としては、マージ時の意図しない同一変数の上書きなどを検知できる。

msglevelc例

options msglevl = i;

マージ時に、byによってキーが指定されていない場合の動作を指定する。
デフォルトでは特に何もしないが、ERRORを出したり、WARNINGを出したりできる。

mergenoby例

options mergenoby = error;

データセットの圧縮方法を指定する。
デフォルトは、NO（圧縮しない）。

compress例

options compress = yes;

Xコマンド実行後、開かれたコマンドプロンプトのウィンドウを自動的に閉じ、次のステートメントに移行する。

指定した文字列が最初に出る位置を返す。
存在しない場合には、0を返す。
なお、2バイト文字を含む場合は、kindexを用いないと意図しない動作になることがある。

index例

data _null_;
   x = index("abcd efg hijk lmn", "jk");
   put x=;
run;

データステップ内で、指定の名前のマクロ変数に、変数値や値を格納できる。
その際に、余白は削除される。(trimされる)
類似のcallルーチンに「call symput」が存在するが、
こちらは入力文字列に余白がある場合、その余白も含めてマクロ変数に格納される。

symputx例

data _null_;
   x = "abc";
   call symputx("MCR", x);
run;

%PUT &MCR.;

sortプロシジャでは、デフォルトでは安定ソートを実行する。
（equals指定により明示的に安定ソートを指定できる）
noequalsを指定すると非安定ソートになるが、計算量の面で優位である。

noequalsオプション例

proc sort
  data = test
  noequals;
  by var1;
run;