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データサイエンティストだけど認定スクラムマスターになりました

Last updated at Posted at 2019-05-16

はじめに

Scrum Incが実施しているスクラムマスター研修を受講し、認定スクラムマスター(LSM)になりました。
研修を受けてみての感想を書きます。スクラム自体についての説明はありません。
また、データサイエンス要素はほぼ皆無です。タイトル詐欺すみません。

動機

データ分析の仕事をしているのですが、日々の業務内容が変動的でかつ必要なスキルが横断的になると感じています。こういった性質は、スクラムによる動き方と相性が良いと以前から考えていました。

スクラムチームは、アジャイルの思想を取り入れているため変動的な業務内容に強いです。また、成果を上げているチームは、自己組織化でかつ機能横断化といった特徴をもつ傾向にがあります。そのようなチームになるということは、メンバー自身のマインドとスキルが成長しているとも考えられ、最高のOJTになると思います。

上記の理由から、以前からスクラムに興味を持ち、実践も多少行っていたのですが、今回いい機会だったので研修を受講しました。

研修について

受講者

人数自体は、50人前後くらいでした。

オリエンテーションで参加者のスクラムの経験年数分布がなんとなくわかるんですが、未経験者が全体の25~30%くらいでボリュームゾーンだったと思います。経験が長い人は少なくて、1年以上の経験者は全体の10%くらいでした。

もちろん、経験年数は気にしなくていいと思います。でも、2~3ヶ月くらいのスクラム経験者でも、ばりばり工夫をこらしたプラクティスをしている優秀な方もいたので、良い刺激になりました。

研修

講義60%、グループワーク30%、質疑応答10%といった構成で進行します。

内容は、スクラムの起源についてから始まり、スクラムの構成する要素の概要を終えた後、細かな説明が行われます。
各トピックで関連する事例の紹介も聞くことができます。

研修前にスクラムガイドを読むようにアナウンスされますが、読まなくてもなんとかなる構成だったと思います。ただし、専門用語が大量に出てくるので、事前に読んだほうが理解のためにはよいかと思います。

認定試験について

研修の後に、認定試験を受検することができ、無事合格するとスクラムマスターとして認定されます。
難易度は研修をしっかりと受けていればそんなに高くないと思いますが、ところどころ日本語訳が不自然なので、もにょりながら受検するかと思います。

感想

よかったこと

  • ワークショップ形式のコンテンツで理解しやすかった点
  • ティーチングにも役立つようなスクラムの起源と簡潔な説明を聞くことができた点
  • 受講者全体でのディスカッションで、他の経験者のプラクティスを知れた点
  • 既に経験済のワークショップがいくつかあり、メタ視点での分析ができたこと
  • 結果的に、体系的なスクラム知識が得られ、自分の考えへのプラスになったこと
  • プランニングポーカーのカードが貰えた!

残念だったこと

  • チーム外の人との交流があまり無かった点
  • 基本的にエンジニア系の人が多く、自分と似た職業の人がいなかった
  • スクラム形式のグループワークの質が、良くも悪くも所属したチームのスクラム経験度による質次第でまちまちになっていたように感じたこと

最後に

研修は2日間をまるまる使うので疲れますが、むっちゃ充実してました!
ある程度経験があったことも要因かもしれませんが、難易度は易しめで身構えるほどではないと思います。覚えることは多いのでそれなりの覚悟はいるかと思いますが。
未経験者だけだと導入も実践も難しいと思うので、スクラムに興味があれば参加してみるのはありだと思います。

プロダクトオーナーの研修も興味はありますが、こちらはプロダクトバックログへの追加する要求整理とかの話だそうで、職業柄慣れている内容かなと思っているので悩み中。。。

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