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WEBブラウザを自動操作する方法(ノーコード)[2022年6月追記]

Last updated at Posted at 2021-10-15

様々なツールがクラウドへと移行している現在、ブラウザ上で行う作業というのが非常に多くなってきました。
そんな中、WEBブラウザ上で行っている定常的な作業を自動化したり、ボリュームのある入力作業を一括で行いたいというニーズが増えています。
これまでWEBブラウザの自動化というと、PythonとSeleniumを使った自動化が主流でした。しかし、環境構築が必要だったり、プログラムの勉強が必要だったりしますので、目的の自動化を実現するまでに時間がかかります。

クラウド型RPAという選択肢

近年、この分野で注目を集めているのが、『クラウド型RPA』です。一般的なRPAツールと異なり、ブラウザを自動操作するロボットを作成できるサービスの事を指します。
クラウド型RPAは様々な物が提供されていますが、基本的にはサービス側が用意したクラウドサーバ上でロボットが稼働するため、こちらで環境構築する必要がありません。また、コードを書く必要のないサービスもあり、プログラム未経験者でもブラウザ操作の自動化を簡単に実現できるようになっています。

おすすめのサービス

とりあえず、ブラウザ操作を自動化したいという方におすすめなのが『クラウドBOT』(https://www.c-bot.pro/) です。
メインイメージ.png
クラウド上に展開したブラウザを自動操作するという仕組みを採用しているので、環境構築が不要です。また、ノーコードを掲げており、実際にプログラムを書く必要はありません。
ブラウザの画面を操作しながら操作を選んで記録していくようなインターフェースになっています。
イメージ1.png

良い点

自動化構築までが早い

ロボットの作成から実行まで全てがクラウドサービス上で可能になっていますので、会員登録(無料)を行えば、すぐに使い始める事ができます。ロボットも比較的簡単に作成できるので、目的を実現するまでの道のりが短いです。

無料で使える

クラウドBOTはフリープランがあり、無料で使うことができます。ロボットの実行時間が月30分までになっていますが、簡単な自動化であればフリープランで十分利用できると思います。

まだまだ開発を継続中

クラウドBOTは2021年10月現在も機能開発を行っており、これからどんどん機能強化されていくと思います。現時点では画像やCSVなどのファイルの取り扱いが開発中となっています。

ファイル操作の自動化に対応(2022年1月)

これまで、テキストデータのコピーとペーストが中心でしたが、CSVファイルや画像ファイルを扱えるようになりました。無料プランで使用できます。
画像も含めて情報のコピー&ペーストができるようになりましたので、求人情報や商品情報の自動転載などに活躍できそうです。

社内設置型のWebシステムが自動の操作対象に(2022年6月)

アイ・オー・データ機器の提供するLANDISKを経由して、社内に設置されているWebシステムや社内IPからのみ接続を許可されているクラウドサービスなども自動操作できるようになりました。

最後に

今回はWEBブラウザの自動操作を簡単に実現したいという方向けにサービスの紹介記事を書いてみました。integromatとクラウドBOTを利用して様々な業務の自動化を進めていますので、具体的な使い方などは今後少しずつ記事に残していきたいと思います。

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