昨日の記事の続きです
8、9月(引き続きリリース準備やPoC検証など)
さて昨日の記事にも書きましたが、7月の病み期から無事立ち直りまして、8、9月からは普通に業務に復帰しました。
10月にある2次リリースへ向け、CloudWatchでのログ収集やサブスクリプションフィルターを用いたアラート設定などを行っていました。
それが完了すると開発環境での作業がほとんど完了したので、基本設計書や詳細設計書の更新を行いつつ、サービスの全体理解に努めていました(1次リリースの時は案件にいなかったので、サービスの全容はまだ把握し切れていませんでした)。
他にも別案件にてPoC検証用の構築作業も並行しており、LambdaでCSVファイルを加工する構成を検証していました。
この作業にてLambdaやAPI Gatewayを使用することができ、サーバーレスな構成も体験することができました。
プライベートでは自社ブログの執筆を行い、EC2インスタンスにSSM接続する方法という記事を書きました。
この頃になると社会人にもようやく慣れてきて、土日に色々活動できるようになったので都内を自転車で巡ったり、友達や彼女と遊びに出かけていました。
10月(リリース作業や資格勉強)
10月にはサービスのリリース作業に向けて色々頑張っていた時期です。
開発環境やステージング環境でのリリースリハーサルもパスし、リリース作業も無事に終えることができました。
リリースまでの流れを一通り体験することができたので、エンジニアとして少し自信がつきました。
大きなリリースが終了したとは言っても、細かいリリースはその後も続き、SSMエージェントのログ収集やKinesis Data Firehoseを用いたS3へのログ2次保存の対応も行なっていました。
その際、SSMエージェントのログの一部がなぜかCloudWatchに収集されない事象が発生し、初めてAWSサポートに問い合わせました。
AWSに状況を一から伝え問題点を共有するのはなかなか難しかったですが、おかげで報連相スキルが向上したと思います。
プライベートでは、AWSで一番メジャーな資格のSAA(ソリューションアーキテクトアソシエイト)を受験し合格しました。
AWSでメジャーなサービスを一通り学ぶことができ、また欠けていた知識も補強できたので、その後大いに業務で役に立ちました。
かなり大変でしたが、特に初学者の方にはかなりおすすめの試験だと思います。
11、12月(別案件に参画し、第二回病み期へ)
10月にリリース作業が一旦完了したことで、11月からAWSアカウント内にある環境を別アカウントに移行するプロジェクトに参画しました。
開発案件ではなかったので当初は残念でしたが、アカウントの運用ルールの策定や環境の再設計を自分中心に任せてもらえたことで、仕事の進め方やスケジュール管理、報連相や他社の方とのやりとりなど社会人としてのスキルがかなり向上したことに加え、AWSのネットワーク知識や各サービスについてかなり詳しくなれました(移行するにあたって各環境に影響が出ないようにするため、各サービスを念入りに調査しました)。
11,12月は移行先アカウントの運用ルールの策定や、移行対象のリソースの洗い出し、IAM権限周りの策定などの作業を中心に行なっていました。
その中でも運用ルールの策定はどこまでルールを明文化したらいいのかが分からず、資料作成にも時間がかかり本当にしんどかったです。
変数が多い業務といいますか、「自分が挙げたルールで本当に合っているか分からない」、「上手くいかずチームメンバーに失望されたらどうしよう」、「たかが資料作成になんでこんな時間がかかってしまうんだ。。。」などと悩み続けた結果、12月初旬に体調を崩しました。
この時Linucの資格勉強で忙しかったり、プライベートでの人間関係もあまり上手くいっておらずメンタルもかなり不安定な時期でした。
すぐに上司の方に相談し、同僚の方にお薦めされた「コピー1枚とれなかったぼくの評価を1年で激変させた 7つの仕事術」という本を読んだところ、自分の中のモヤモヤもだいぶ晴れて、数日後には再び業務に戻ることができました。
その後は週次定例にて自分主軸でアジェンダを作成し、アカウント移行までのスケジュールや案件の状況の連携、検討事項などを提案・進行を任せてもらえ、プロジェクトリーダー的な経験もさせていただきました。
またアカウント内の不要なコストを調査する仕事も任せてもらえ、そのタイミングで各サービスの料金や見積もり方法、調査方法やアラート設定などAWSのコストに関する知見を一気に伸ばし、プライベートのアカウントでも各サービスの料金感覚を掴めたことで、色んなサービスを恐れずに触れるようになり、さらにAWSについて詳しくなれました。
他にも前案件の仕事もリリース後もちょくちょく依頼があったのでそれの対応も行っていたのですが、「AWS BackupとLambdaを用いてAMIを日時で起動テンプレートに装着する」というなかなかマニアックの構成も体験できました。
さらに続く、、、
また続きは明日書きます。