0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Wio LTEの開発環境セットアップとLチカまで

Last updated at Posted at 2018-05-10

Wio LTEの開発環境セットアップとLチカまで

公式ガイドのチュートリアルに従ってWIo LTEの開発環境のセットアップとLチカまで進めていきましょう。今回はWindows環境で行っています。

必要なもの

  • Wio LTE本体
  • 開発用のPC
    • テスト環境はWindows10 64bitです
  • PCとWioLTEをつなぐUSBケーブル

Arduino IDEのインストール

ARDUINO公式サイトSOFTWAREからArduino IDEをダウンロードします。

Windows環境の場合はMicrosoft ストアのArduino IDEのページから直接ダウンロードしてもよいです。 (転送速度的にはこちらの方が早いです。)

Arduino側のWioLTE関連のセットアップ

WioLTEの提供元から提供されている公式セットアップガイドに基づいてWio Tracker LTEボードとWio LTEライブラリを追加します。

Wio Tracker LTEボードの追加

公式手順

ファイル→環境設定から「追加のボードマネージャのURL」にhttps://raw.githubusercontent.com/Seeed-Studio/Seeed_Platform/master/package_seeeduino_boards_index.jsonを入力します。

ツール→ボード→ボードマネージャに進み、Seeed STM32F4 Boards by Seeed Studioを選択してインストールボタンを押します。

Wio LTEライブラリの追加

公式手順

スケッチ→ライブラリをインクルード→ライブラリを管理に進み、Wio LTE for Arduinoを選択してインストールします。

Windows側のWio LTE関連のセットアップ

DFUモード用のドライバのインストール

公式手順

まずWio LTEをDFUmモードで起動します。

ボード裏側のBOOT0ボタンを押しながら、USBケーブルをWio LTE本体に接続します。
デバイスドライバを開くとUnKnown Device扱いで STM32 BOOTLODER が表示されていると思いますので、WinUSBドライバをインストールします。

ZadigのサイトからZadigをダウンロードします。(執筆時点ではZadig 2.3)
Zadigを起動し、上側のテキストボックスにSTM32 BOOTLODERが表示されていて、画面中央寄りの緑色の右矢印の右側が WinUSB(vx.x.xxx.xxxxx)になっていることを確認し、 Install Driverボタンを押します。

通常モード用のドライバのインストール

公式手順

PCとWio LTEを接続したままでボード表面のRSTボタンを押します。
この段階では、デバイスドライバを開いて ポート(COMとLPT) を確認しても、WioLTEっぽいものは見つからないと思います。(抜き差しして確認したところ USB シリアル デバイス (COM4) のようです。(COM 4のところは環境によって4以外の数字になります。))

ということでドライバをインストールします。
まず 公式サイトのWikiに添付されているドライバのファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルをUnZIPするともう一つZIPファイルが出てくるので、さらにUnZIPします。
解凍されたファイルのうちVCP_V1.4.0_Setup.exeを実行します。
(インストール中の選択肢は全部デフォルトのままで、NextとかInstallのボタンを押していきます。)
C:\Program Files (x86)\STMicroelectronics\Software\Virtual comport driver にドライバのインストールファイルが展開されるので、公式手順書の対応表を見て、該当するセットアップファイルを実行します。
セットアップファイルも設定はデフォルトのままで進めていきます。途中Windowsから警告が出ますが、気にせずOKを押して進めていきます。

セットアップ作業はここで終了です。


Lチカ

Arduino IDEとドライバ類のセットアップが終わったら、試しにWio LTEにサンプルスケッチを書き込んで正常にセットアップできているか確認しようと思います。

Wio LTEをDFUモードへ切り替える

裏面のBOOT0ボタンを押しながら表面のRSTボタンを押します。

Lチカのスケッチを書き込む

まずArduino IDEを起動します。
ツール→ボード: へ進み Wio Tracker LTE を選択します。
ファイル→スケッチ例→Wio LTE for Arduino へ進み、 LedSetRGB を選択します。
新しいArduinoIDEが立ち上がるので、丸で囲われた右矢印を押してスケッチを書き込みます。
(IDEの下のログに can't detachとか出てきても問題ないので気にしないでください。)

ログメッセージで DFU end と出てくれば書き込みが終わっているはずですので、Wio LTEの表面にあるRSTボタンを押します。表面の一番大きいチップの横にあるLEDがカラフルに光り始めれば成功です。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?