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Azureでメールを送信してみる(準備編)

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Azureでメールを送信してみる(準備編)

プログラミングのとこだけ書こうと思ったら先にAzureの準備をしとかないといけないことに気が付いたので準備編。

Azureアカウントの取得

さすがに説明不要だと思うので適宜アカウントを取得してください
https://azure.microsoft.com/ja-jp

リソースグループの作成

リソースグループというのはものすごく大雑把に言うと「Azureで使用するサービスの格納場所」みたいな感じです。
統合開発環境なんかでいうところのプロジェクトと言い換えてもいいかもしれないです。

ログインしたらポータル画面に入ってるはずですので、画面の上の方にあるでっかい+アイコンを選択します。
検索用っぽいテキスト入力欄が出てくるので、「リソースグループ」で検索して出てきたのを選択します。

作成ボタンを押すとなんか入力画面っぽいのが出てくるはずなので、適当に入力します。

  • プロジェクトの詳細
    • サブスクリプション
      • [ここはデフォルトのままでいいはずです]
    • リソースグループ
      • [わかりやすい名前を付けます。アルファベット推奨。]
  • リソースの詳細
    • リージョン
      • [どこに置くかという指定項目です。料金に差があるかもしれないので確認を推奨。]

あとは特に指定することもないのでOKを押していきます。

メールサービスを作成

ちょっとややこしいですが、「通信サービス」の中の「メールサービス」という扱いになっています。
公式のドキュメントとか見ると「email Communication Service」というのがありそうなんですが、なんかちょっと変わっちゃってるっぽいです。

Azureのポータルからまたでっかい+ボタンを押して「通信サービス」で検索します。
するとなぜか出てこないと思いますが、「Communication Services」というのが「通信サービス」です。
(いっそ翻訳しないでくれた方がわかりやすいのですが。。。)
作成ボタンを押して適当に作成していきます。

  • サブスクリプション
    • [ここはデフォルトのままでいいはずです]
    • リソースグループ
      • [さっき作成したリソースグループを選択します]
  • インスタンスの詳細
    -リソース名
    • [なんか適当に入力します。ここもアルファベット推奨]
    • データの場所
      • [リソースグループの場所と一致しなくても動作するっぽいですが、同じ場所にしておいた方が安全かもしれません]

あとはガイドされるままに進んでいくとリソースとして作成されます。

メールサービスの設定

ここからがちょっと人によって変わります。
単にテストするだけならAzureドメインのままでもいいですが、開発環境とかだと専用ドメインがあったりするかもしれません。
なので若干大雑把ですが次の行先だけガイドとして残しておきます。

とりあえずまずはポータルから「通信サービス」を選択して作成したリソースを選択し、「メール」のところを開きます。

無料のAzureドメイン(要するにマイクロソフト保有のドメインでやる)

「メールを試す」の方を開きます。
「メールの送信元」を開くと「無料のAzureサブドメインを接続する」というのが出てきます。
この中の「電子メールサービス」を「メールサービスの追加」にすると新規でいろいろ作成して紐づけてくれます。
あとは項目に入力していけばいいはずです。

独自ドメイン(自分たちがDNSの設定を変更できる)

「ドメイン」の方を開きます。
真ん中にでかでかと「ドメインを接続する」というボタンがあるので、それを選択します。
あとは項目に入力していけばいいはずです。

メール通信サービス

ドメインの設定まで終わったころにポータルに「メール通信サービス」というのが増えていると思います。
これが出てきていればたいていの場合大丈夫だと思いますが、大丈夫じゃなかった場合はAzureのサポートに問い合わせて大丈夫なようにしてください。

テスト送信

ポータルから通信サービスに行って作成したリソースを選択します。
メールを開くとさっきも見たような「メールを試す」というのがあるので、それを選択します。
あとは適当にドロップダウンから選択して「send」を押すだけなので、ここは苦労することもないと思います。

メールが届かない時

微妙な話なんですが、独自ドメインを使用しているときはSPFやDKIMを設定していても届かない時があります。
どうも一部のメールフィルタリングサービスはAzureのメール通信サービスから来たメールを弾いてしまうようです。
どうにも届かないなというときはgmailやoutlookあたりにメールアドレスを用意してやるとそっちなら受信できます。

ところで送信元メールアドレスってどうやって追加するの?

これがですね、どうもポータルからは操作できないようになってるみたいです。
ドキュメントとかはまだ「ポータルからAddボタンで増やせる」って書いてあるんですが、現時点ではどうもできなくなっているみたいです。
(フォーラムでもできるのできないのでなんか喧嘩してた。)
https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/communication-services/quickstarts/email/add-multiple-senders?pivots=platform-azp

同じドキュメントの中で「Azure Portal」のタブの横に「Azure CLI」というタブがあります。
こっちのタブで表示されるコマンドの方はまだ使えるようですので、こっちで送信元メールアドレスを追加しましょう。

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