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ワンオクに学ぶテックリードのマインドセット

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ロックバンド「ONE OK ROCK」の曲「アンサイズニア」の歌詞が
テックリードに求められるマインドセットを学ぶ貴重な題材になることに気づいたので
その歌詞を紹介しつつ解説したい。

I think this way
いく通りもある その問いの答えはもうただ
原理や理論に従って導き出す
何の変哲もないアンサー

外からは分からないことだが、この業界で技術的に新規性のある開発というのは驚くほど少ない。
この業界の仕事のほとんどは既に誰かがやったことの後追いや焼き直し、ほんの少しディテールを変えただけのイミテーションだ。
複雑な要求や非機能要件も知ってさえいれば定石に従って必然的に答えが出る。
エンジニア自身のオリジナルが入り込む余地はほとんどない。

Hello, hello! なぁきっと
この世には正解もハズレも 本当は無いハズだから

現代のプログラミング言語はどれを選んでも大抵のことはできる。
特定の言語でなければ実現できないことはほとんどない。
そういう意味で言えばどんな言語を選んでも正解もハズレも無い。
銀の弾丸を求めてHello Worldし続けること無意味なのだ。

今を生きるコトは簡単じゃなくて
ただ楽しけりゃいいってもんでもなくて
明日明後日の自分に何が起ころうと
責任を持てるかどうかさ

とはいえ日々の業務をこなし続けることは簡単では無い。
技術選定においてどれを選んでも大きな差が無いような選択肢ばかりが並んでいたとしても
自分の興味関心のみで好きに選んでいいというものでも無い
選択した結果として何(仕様変更・障害・教育)が起ころうと
責任を持てるかどうか自分に問い続けなければならない。

僕の思う当たり前は 君にとって当たり前かな?
君の思う当たり前は 僕にとって当たり前かな?

どんな選択肢も前提が違えば結論が変わる。
自分の前提は相手にとっても同じ前提足り得るか、
逆に相手の前提を自分は理解できているか、
議論の際は確認する必要がある。

どう思う?さあどうだろう?
これ自体がもうナンセンスすぎるかな?
答えはない。じゃあなんだろう?
(中略)
The answer is inside of me.

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