先日、JDLA Deep Learning for GENERAL(G検定)に合格しましたので、思った事を記事にします。
G検定の特徴
- ディープラーニングに興味を持っている・関わりのある業務や会社の方針で着手しようとしてる方々にはメリットあり
- 「概論的」な内容で、ブログラム自体は対象外
- 非プログラマでも合格できる可能性は高い
- すぐに業務に貢献できる類の試験ではない
- 「エンジニア」と言うより「監督・管理する側」が取得するべき試験でしょう
- 就職や転職活動で取っておくべきかと言うと、その企業が注力していれば有利になるとは思うが、そうでなければ他の試験を優先すべき
試験概要
- 開催日程
- 年に3回程度
- 開催場所
- オンライン実施(自宅受験)
- 試験内容
- 120分、約220問を解く
- 合格点
- 非公開
- 合格率
- 約6~7割
- 合否発表
- 試験から約2週間後(メール通知)
- 合格証
- 試験から約1ヶ月後(メール通知、PDFで届く)
- 補足
- 出題傾向は毎回変更あり
自宅のパソコンでネット検索も可能なため Google検定 と揶揄されたり ググれるなら楽勝でしょ? とSNSなどと意見が散見されましたが、侮っていると痛い目にあいます。
オンライン検定なのに合否がすぐ分からず、結果が分かるまでは、もどかしい状態でした。
試験対策
1.公式テキスト・問題集を解く
- 深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト) 公式テキスト
- 徹底攻略 ディープラーニングG検定 ジェネラリスト問題集
この2冊は、通称「白本」「黒本」と呼ばれているようです。最低限の基礎知識であり、これだけでは準備不足です。
実際、問題集は9割のラインになるまで繰り返しましたが、実際の試験では、時事問題とかコンプライアンスに関する問題などが多く、ネット検索しても回答そのものが載っていない事も多く時間が浪費されました。
2.オンラインの模擬テストを行う
白本、黒本対策以外、オンライン模擬試験が、かなり有用でした
3.チートシートの作成
私自身、作れていませんでしたが、作っておけば万全だったと思います。
人の作ったチートシートを活用するのも良いかもしれませんが、自分なりにまとめないと活用できない気がします。
最後に
- おおよそ1問を30秒で回答する必要があり、その間に本やネット検索する余裕は限られています
- 本で基礎情報は脳内にインプット、人名や会議などの固有名詞はググれば探し出せるでしょう
- 時事問題やコンプライアンスに関する問題が多すぎて、その関連情報をインプットしておくべきでした
- 出題範囲は毎回変わるそうなので、次回の試験は傾向が変わるかもしれません