はじめに
Power Systems Virtual Server でAIX インスタンスの作成時に、外部ディスクを複数つけた場合に、rootvg が一番最後の hdisk になっていることに気づきました。
rootvg が hdisk0 でなくてもOSとして特に問題ないですが、「rootvg は hdisk0で」と順番を気にされる方もいるかと思いますので確認した内容を記載します。
環境
IBM Cloud: IBM Power Systems Virtual Server AIX (ディスク追加)
確認
1)AIX 7200-05-01 のデプロイで、外部ディスクを2つ追加。ストレージは層3 (Tier3) を指定
ストレージは層1と層3 が選択できますが、IOPS/GB が異なります。
・層1 (Tier1) は 10 IOPS/GB 。お値段高い方。
・層3 (Tier3) は 3 IOPS/GB 。お値段低い方。
詳細は以下を参照ください。
ストレージのティア
2)デプロイ後の確認
# lspv
hdisk0 none None
hdisk1 none None
hdisk2 00xx00xxxxxx000x rootvg active
rootvg は hdisk2 となっています。
同じ条件で何度か行いましたが、結果は同じでした。
上の例は層3でしたが、層1で試しても同じく rootvg が最後の hdisk になります。
最初に接続ディスクを作って、それからrootvg ボリュームを作成しているような作りになっているのかもしれません。(個人的推測です)
AIX のデバイス名修正コマンド、rendev コマンドは rootvg メンバーには使用できないので、rootvgの hdisk 名の修正もできませんね。
ルート・ボリューム・グループのメンバーであるか、ルート・ボリューム・グループのメンバーになる予定の (LVM またはインストール手順を使用して) ディスク・ドライブ・デバイスは名前変更できません。このようなディスク・ドライブを名前変更すると、ブートの失敗など特定のシナリオから復旧するための機能が失われる場合があります。
まとめ
・GUI コンソールで AIX インスタンスを作成する際に同時にディスクの作成と接続を行うと、rootvg のディスクの順番が最後になるという結果が得られています。
・hdisk0をrootvg にしたい場合は、インスタンス作成時に外部ディスクは作成、接続せずOSイメージのみをデプロイし、インスタンス作成後にディスクを追加することが良さそうです。
・(rootvg ミラーリングを行う場合は、外部ディスクボリューム1つ追加してデプロイし、hdisk0,hdisk1 でミラーリングすれば hdisk0/hdisk1 がrootvg にはなりますね。)
以上です。