何の記事?
これはぐらだけアドカレ2023の23日目の記事です。
BOOTHで色々と購入していて、商品画像や商品説明がこうだと助かるな……と思ったことをまとめています。
誰向け? どんな役にたつ?
- BOOTHでよく商品を販売する人
- BOOTHで商品を出そうと考えていて、商品画像に悩んでいるひと
- BOOTH上でもTwitter上でもちょうどいいサイズで商品画像を表示したい人
- BOOTHで買う側の人が見ているポイントが気になる人
あらすじ
BOOTHで買い物をする側だと、商品画像が若干途切れていると気になる層です。
ただ、実際に自分が何か並べる側になると、画像も文章も悩むんですよね……。
ということで、今回は購入者目線よりで「ここがこうだと助かる!」……というものを商品画像・商品説明・販売形式とわけて、まとめてみました。
実際に、こういう商品説明だとわかりやすかった!……が伝わるように、参考にした商品URLも置いています。
こうだと嬉しいもの
商品画像
1枚目のサイズがピッタリだと嬉しい
- BOOTHで見ると綺麗なのにTwitterのリンク画像は切れる
- Twitterのリンク画像を綺麗にするとBOOTHのサムネイル画像は切れる
BOOTHの商品サムネイルは正方形で、Twitterのリンクカードだと横長画像なのが難しいところなんですよね……。
ただ、コレについては対策画像を作ってくださっている方がいました。
こちらのテンプレートを使ったところ、Twitterでは表示される部分とBOOTHのサムネイルで表示される部分がわかる状態で商品画像を作ることができました。とても便利。
もしくは、BOOTHリンクはそのままに、商品の宣伝ツイートをする時はTwitterサイズの画像で呟く……というのもいいと思います。ただし、購入者が宣伝ツイートしてくれた時の画像は商品画像の1枚目になるので、全部ちゃんと表示させたい……!という場合は商品画像そのものを調整した方が良いかも。
リンクカードが途切れない正方形画像の例
こちらは、BOOTHのサムネイル画像である正方形に合わせて画像を作り、正方形の中のリンクカードに表示される長方形の部分に商品タイトルを詰めたパターンです。
これだとリンクカードでもBOOTHサムネイルでも表示される情報はほぼ同一になります。
商品説明だけクリック推奨にするパターン
宣伝をクリック推奨画像(サムネイルでは隠れているところに説明が書いてあるパターン)にし、商品URLをつぶやく時もリンクカードではなくツイート用に画像を用意するパターンです。
Twitterの複数画像表示を利用した仕組みで、これはこれでいいなと思いました。
商品の見た目
ゲームなどの場合、中身のコンポーネントがわかる画像があると嬉しかったです。
特に、ゲーム中にどういった形で並ぶのかや、コンポーネントのサイズ感がわかる画像があると助かりました。
我が家にはまだなんでも口に入れてテストする1歳児がいる為、誤嚥サイズのものを買う場合は覚悟して買いたい為です。
次点でマニュアルもついていると遊ぶ想像ができるため助かりますが、ルールをどこまで公開するかは作り手の好みかと思いますので、必須とまでは思いません。
コンポーネントが素敵で購入したパターン
こちらはゲームの外箱からカードの見た目まで、1枚の画像でしっかりわかるようになっていて購入を決めやすかったです。
また、このゲームはざっくり遊び方説明の画像がある他、遊び方マニュアルは無料ダウンロードでき、ゲムマでの商品説明ページがリンクされていてわかりやすかったです。
ユーザーズボイスがあると嬉しい
書籍であれば読んだ人のちょっとした感想や、ゲームであればテストプレイした人の感想などがあると購買意欲が高まりました。
画像自体はワードクラウドのような発言を1枚絵にまとまっているものがわかりやすかったです。
同時に「この商品はこういう楽しみ方ができるものなんだな」という雰囲気も伝わります。
ユーザーズボイスという名の悲鳴がわかりやすかったパターン
商品は年齢制限がありますが、商品画像は閲覧注意のものはないので貼ります。
商品画像末尾の、「テストプレイユーザの悲鳴」がとてもよかった……。何人もの声がある場合、ここでも使われている「発言まとめメーカー」の画像をはるのがオススメです。
動くファイルは動画があるとわかりやすい
APNGなどは動画がついていると嬉しかったです。
サンプルダウンロードができるようにしてあるものもありますが、DLの手間はあるのでやはり動画を再生すればものがわかる……というのは強いです。
APNGのサンプル動画つき素材
サムネイル画像だけでもどんなものかの想像はつくといえばつくのですが、実際に動画で見て爆笑した結果買いました。
動く素材とわかっていても、動画があると「自分には合わない」「めちゃくちゃ欲しい」を判断できるので嬉しいです。
商品説明
ざっくり利用規約
「してもいいこと」「だめなこと」がざっくりでも書いてあると嬉しいです。
商品内に利用規約を入れてくれている方も多いのですが、結局のところ購入前に知りたい情報なので、商品説明に「絶対に」「だめなこと or してもいいこと」が書いてある商品は安心して購入できます。
シンプルながらわかりやすい利用規約
「してもいいこと〇」「したらだめなこと×」で書かれているので、シンプルにわかりやすくて助かりました。
購入時には個人利用をしていたものですが、商用利用を検討した際に「どこまでいいのか?」を商品ページに確認しにいって解決したので助かりました。
商品内容やページ数
DL商品の同梱物
DL商品はDLした商品内の内容が書いてあると嬉しいです。
この商品を使ってみたい/読んでみたいが、一体これはPDFなのかPNGなのかZIPで入っているのか……。
無料であればとりあえずダウンロードしてみる……ということもありますが、開けてみてよくわからない……となると結局DLしただけで終わってしまうこともあります。
無料/有料問わず、どんな拡張子のものがどれだけ入っているかがわかると購入を検討しやすいです。
DLデータがわかりやすいパターン
DLデータのフォルダ階層まで含めて書いてあり、わかりやすかったです。
書籍商品のページ数
書籍商品は書籍のサイズとページ数が書いてあると嬉しいです。
私の場合、 内容 x ページ数 = この値段で買いたいか ……と検討するため、ページ数がないと、購入を躊躇することがあります。
TRPGのシナリオ本など、厚さだけが全てではないものはありますが、技術書などはページ数で内容の厚さが図れるところがある為、差支えがなければ書かれていると嬉しいです。
書籍内容がわかるパターン
書籍サイズ+ページ数に加えて、目次も公開されているため、中身がわかりやすくありがたいです。
誰向け or 向かない人
想定されている買い手が誰なのか、また、どういった人向けではないのかが書いてあると嬉しいです。
自分向けだと思えば「買おう!」……となりますし、買ってみてから「not for me……」となる悲しいこともなくなります。
事前説明がしっかりしてあるパターン
TRPGシナリオという特性上とは思いますが、「この人向け」「注意事項」などがしっかり書かれていて
内容サンプル
技術書なら目次など、ゲームであれば遊び方やお話のサンプルなどがあると嬉しいです。
技術書の場合、一部だけでも目次があると「なんとなくこの本はこういう話が書かれているんだな」ということが直観的にわかって、「買おうかな」となります。
目次を見た結果「買わなくてもいいな」となるケースは、「目次に書いてある用語が自分とは違う専門分野だった」「求めている情報はなさそう」という判断をしたものでした。
なので、書いてあると想定読者に届きやすい……ということがあるかと思います。
ゲームの場合、遊び方の説明画像や、遊び方マニュアルが公開されていると助かりました。
このあたりは商品説明にテキストで書いても、商品画像につけてもどちらでもよいと思います。
自分に合いそうと思えばどちらに書いてあっても読みます。
パッと見読まれやすいのは画像の方かもしれませんが、私の場合はスマホで見るかPCで見るかによって画像のサイズが変わるのが悩ましい為、テキストで書いてもらった方が読みやすさを感じます。
目次が全公開されていて助かったパターン
商品画像にて目次が公開されているので、この本を買うことでどういった情報が得られるのかがわかります。
商品形式
書籍+電子書籍はおまけファイルに同梱
物理書籍を購入すると、無料で電子書籍も読める場合、物理書籍が届くまでの間にもDL版のデータが確認できると嬉しいです。
「まだ届かないのかよ!」……と思ったことはありませんが、「物理本なのに買った瞬間から内容が読める!素敵!!1」となったことは何度もあります。とてつもなくありがたい……。
ちなみにこれは、BOOTHの「おまけファイル」に追加すると、物理商品を購入した人はDLできる仕組みを使うとできます。
よくあるのが「書籍購入者特典」ということで別商品ページが設けられていて、物理版書籍の巻末にあるパスワードを入力するとDLファイルが読める……というものです。
こうすると、即売会で即購入した人も、BOOTHで購入した人も本が手元にあれば読める仕組みです。
むしろ、上記のおまけファイル形式を採用すると、おまけファイルに同梱設定をした後、「即売会購入者用の電子書籍DLページ」を別で作らなくてはいけませんし、売り手側はなるべく販売データを作らずに済む一石二鳥のシステムでもあります。
ただ、購入直後から内容が確認できる仕様であれば、売り手も買い手も発送・到着にかかる時間をあまり気にせずにいられるので、販売の負担にならなければ「おまけファイル」の利用をオススメします。
おまけファイルが使われている例
発送までの時間を気にせず待つことができました。やはり買った瞬間からすぐ読めるは神……。
宣伝という名の自分の商品
いずれも、リンクカードサイズで商品画像の1枚目を作成し、BOOTHサムネイルになる中心の正方形だけで情報が切れないように作っています。
また、BOOTHだと無配+投げ銭用とバリエーションを置いておくと、1円以上かつ最小金額が金額欄に表示されてしまう為、画像内でも無料を強調しました。
「無料」「書籍版」「電子版」などの情報はBOOTHサムネイル、リンクカードいずれも表示されているとわかりやすくて良かったです。