来年はもうやらんorz
何についての記事?
この記事はぐらだけアドカレ2023の18日目の記事です。
うちの子限定、クリスマスリバーシを作成しました。
ココフォリアで駒の見た目のチェックを行いつつ、納得いく形になったら印刷→アドベントカレンダーに仕込ませました。
誰向け?
- ちょっとしたボドゲを作りたい人
- 印刷前に仕上がりや並べた感じを見たい人
- Figmaを使った実寸サイズでの印刷をしたい人
あらすじ
最近巷では100均で自作アドカレキットが出回っているとききました。
作ってみたいなー……ということで、4歳長女向けに作ることに。
- お菓子を入れるだけではなく何か捻りを入れたい
- そういえばこの間、リバーシをやったら「マスが少ないとやりやすいかも」って言ってた
- 我が子イラストを描いてあげたら「じいじばあば達も描いて」とリクエストをもらった
リバーシの片面をイラストにして作ってあげたら遊んでくれるのでは?
- ついでに駒をアドベントカレンダーに忍ばせると楽しんで開けていってくれるのでは?
- ついでに同じ絵柄2個ずつにして、五目並べもできると良さそう
- クリスマスプレゼントになるなら、クリスマスカラーで作っていってみるか
実際に使ったツールや参考リンク
リバーシ参考リンク
クリスマスリバーシ
リバーシのデザインを検索していたらクリスマスデザインのものを見つけたので、アドベントカレンダーに合わせ、クリスマスデザインのものを作ることに決めました。
この商品みたく絵合わせもできると楽しそうだったので、何かイラストを書いてみることに。
★型リバーシ
形を変えるのもいいなと思いつつ。ただし今回は、絵合わせなこともあり、形が不揃いになるため見送り。
キャラものリバーシ
ココフォリアで遊ぶ用のキャラものリバーシデータを発見しました。
コレを発見して、そういえばココフォリアでざっくり確認するという方法があったな、となり。
ココフォリア
画像を配置して印刷前のデザイン確認をするのに使いました。
TRPG オンラインセッション勢には言わずと知れたオンラインセッションツールですが、ボドゲのコンポーネント作成前の確認にも使えますね。
クリスタ
イラスト面を描くのに使用。
慣れたイラストソフトがあれば、アイビスでもメディバンでも大丈夫です。
Figma
裏面のデザイン作成や原寸サイズでの作成に使用。
UI/UXなどのデザイン作成ソフトですが、webブラウザで使うILのような使い方ができます。
フリーボード
ラフの組み立てに使用。
iPadに標準でインストールされている無限ホワイトボードソフトです。
100均 巾着
リバーシの土台にできるシンプルチェックの巾着を発見。Seriaです。
100均 アドベントカレンダー
画像のものはSeriaで買いましたが、今は結構どこでも売ってるかも。CanDoだと組み立て済みのような立体のものがありました。
100均 リバーシ駒用2.5cmボタン
CanDoで買いました。両面とも印刷したものを貼り付けるので、柄はなんでも大丈夫です。
原寸確認サイト
Figmaのdpiがわからなかったのと、サイズがpx表記なので、mmに変換するのに使いました。
作成手順
1. デザインを考える
1.1 フリーボードにざかざか描いて完成イメージを考えました。
1.2 Figmaでラフ案状態のものからコンポーネントを作成
px≠mmですが、大体のサイズを調べて、そのサイズのpxで作りました。
1.3 画像にしてココフォリアに並べる
並べただけですごくゲームっぽく……! ここまで来ただけでもちょっと感動です。ココフォリアの中で形になってる……!
2. テストプレイをして視認性などバランスを見る
スクリーンパネルを使うとダブルクリックでひっくり返せるので、実際に遊んでみて見辛くないかなどを確認しました。結果、ツリーが当初のデザインだと大きすぎた為、少し小型に調整できました。
3. クリスタで清書
ラフ版で方向が定ったらイラストソフトで清書。クリスタはアニメーション機能を使ってレイヤを作るとコマごとに出力できるので、それを利用して一括出力。
4. ネップリを利用してシール印刷→ボタンへ貼り付け
このためだけにシール用紙を購入するのが面倒だったので、ネットプリントを使って2L版x2枚に印刷しました。
できあがり
いい感じ……!
アドベントカレンダーが25x35mmだったので平日に入れ込んでちょうど16個分ピッタリでした。
反応は?
喜んでくれてます。
知った顔が出てきたときのワクワクした顔プライスレス。
12/20までは駒が迷子にならないようにポケットに入れてならべていってもらう予定です。知った顔が並んでいくのが楽しいみたい。
全部揃ったらゲームになるよと伝えながらなので楽しみ……!
応用
木製ボタンにイラストをシール印刷しただけなので、修理やアレンジが容易にできるのは利点かと思います。プリンタが自宅にあるかないかでも難度は変わる印象ですが。
ちなみに、五目並べだけであれば駒をつくるのではなく、台紙を何枚も作る方が簡単です。台紙を作って、それを紙コップで隠すだけでもいいとおもいます。
留意点、デメリットなど
- マス目が正方形じゃないのが少し気になる
- 一般的なオセロと違って、壊れやすい
- 原寸サイズの調整がちょっと大変
リバーシなどはどこも権利を持っていないゲームなので大丈夫ですが、既存ボドゲからアレンジを加える場合はそのゲーム制作者の権利を侵害しないか気をつけてやると良いかと思います。
今推したいゲームのひとつとして「トリバーシ」があるのですが、コレの見た目を変えて作り直したらそれは制作者さんに申し訳ないことになるので……。
ゲームを自作する楽しさと一緒に、自作するときの注意点なども合わせて伝えていきたいですね。