何の記事?
3Dアバターでのコミュニケーションから、オンラインミーティングに活かせるなと思った話を書きます。
誰向け? どんな役にたつ?
- 最近ZoomやTeamsなどを使ったオンラインミーティングが増えて、難しさを感じている人
- オンラインミーティングだと暗いねと言われてしまう人
あらすじ
最近、メタバースでの会話を始めてみて、顔が見えないアバター越しでもアバターの身振り手振りや温度感でコミュニケーションがうまく取れるものだなぁと感心しました。
ただ、弊社ではオンラインのコミュニケーションどころかIT知識も明るくない人が多く、オンラインミーティングの難しさが残っていました。
オンラインミーティングだと反応がわかり辛い、聞いているのに聞いている感をだし辛い、声がどうしてもかぶる……など。
そこで、普段メタバース会話をしている時に何気なく使っている技術が使えないかなー……と思い、記事にしてみることにしました。
メタバース会話は何故伝わるのか
- アバターを介することで、緊張せずに済む
- アバターの表情や動きなどでリアクションを伝えられる
- テキストやボイスなど、使いたい方を選べる
顔が見えず、実際の身振り手振りがそのままアバターに伝えられない分、それを補う機能が整備されているため、違和感なくコミュニケーションが取れるようになっています。
では、オンライン会議でも同様にそれを補う対策を取れれば、オフライン会議と比べた時に、忌避感をあまり持つことなく参加してもらえるのではないでしょうか。
そう思って、それぞれの難しいところに対する対策を考えてみました。
オンライン会議の難しいところと、解決策
画面操作がわからない
事前にここがわからない!……と聞いていた項目は下記です。
- 画面共有がわからない
- 音声が聞こえない時がある
- 部屋立て方法がわからない
会議に積極的に参加したい!……となったところで、操作がわからない……というのはネックなようです。
オフライン会議であれば、会議資料を共有したり、会議場所がわからず迷子になる……ということもありませんしね……。
今回聞いた内容は口頭で伝えましたが、それだけだと忘れてしまうので、今後A3用紙1枚で操作メモでも作ろうかなと思います。
リアクションがないと辛い
リアクションボタンを上手く使うことを勧めます。
最初はどう使っていかわからない……など、対抗があるかもしれませんが、
最初に候補に上がってくる絵文字はどれも使いやすいものが揃っています。
👍や😂など、ちょっとしたときにどんどん使っていくと慣れていきますし、周りも真似して使ってくれるようになっていきます。
また、話を聞きながら頷いたり、顎に手を当てて考えるポーズをとってみたりと、オーバーリアクションかな?……と思えるくらいがビデオ通話ではちょうどいいように感じました。それこそアバターを動かすように、自分の体を動かしながら参加してみましょう。
会話のタイミングが被る
Bluetoothイヤホンなどで繋いでいたり、リモートデスクトップで繋いでいると、遅れは顕著です。
あまり被らないようにするコツとしては、頭をフル回転させて、相手が言い終わる数文字前位を目標にしゃべり始めると、他の人と被らずスムーズに話すことができます。
温度感が伝わり辛い
会議ツールのリアクションも使いつつ、よく頷いて聞くと、相手にも安心感を与えられるのではないかと思います。
電話応対でも同じ「はい」や「ええ」には色々な言い方があります。
会議の時の頷きにも、小刻みに早く頷いてみたり、深く1度だけ頷いたりと、変化をつけると聞いていることが伝わって良いと思います。
参考