ごろ寝の書き流し
デザインは収斂するんじゃないという話
ここでのデザインは概ねWebデザインのイメージです
収斂進化とは
収斂進化(しゅうれんしんか、英: convergent evolution)とは、複数の異なるグループの生物が、同様の生態的地位についたときに、系統に拘らず類似した形質を独立に獲得する現象である[1]。
wikipedia
ウナギとタウナギが似てるとか、サメとイルカが似てるとか、違う分類の生物が環境や目的に合わせて似たような形に進化してるという。
ボタンやトグルなりの要素から大枠のレイアウト、飾りなど
デザインも時代は変わってもスタンダードなものはずっと変わらない
新しい技術や媒体が出てきても人間の認知パターンはそうそう変わらん
必要な機能、人の感覚に訴えるデザインは収束していくんでなかろうかと
それが収斂進化っぽいのかは書いててなんか違う気がしてきたけど
厳密に合わせようとすると頭が足りないんで
いろんな種類や奇をてらったり革新的と思われるデザインが出てきたとしても、結局はスタンダードに収束していくんでないかという、そんなイメージ
もちろん新しい発想や発見から新しいデザインが生まれることは全然あると思います
機能美に収束していくんじゃないかな
デザインは表面だけではないので
機能や目的を達成するために必要な形態や表現をするわけですよね
全体をクリアした上で装飾、あしらいといったものが生きてくるんじゃなかろうか
装飾もなぜ必要なのか?なぜ効果的なのか?という役割を説明できねばならんわけですね
そのプロジェクトの勘所を抑えてデザインする
結果的にデザインは収斂していく
答えは何パターンも出てくるわけじゃないのだろうと
パターンが出るかどうかは目的や制作者の引き出しによってだいぶ変わるんでしょうが
王道やよくある形に落ち着くことは決して悪くないと思うわけです
機能美についてはバウハウスとか 効果的な手法などは認知心理学とかアフォーダンスとかあったりするようですね
まぁなんていうか
無理して奇をてらわなくてもいいんじゃないの
長く広く利用されている手法にはそれなりの理由があるよ
なんでそのデザインはそのかたちを取ってるのか、なぜそこにあるのか、ないのか
考えながらデザインしたいものですね
でした