enhancd と autojump

cd の機能の拡張。
両方とも、大文字小文字の区別無しに、部分文字列でディレクトリ移動が可能になる。 zsh だと更に便利だけど、bash でも十分戦力に。

enhancd

enhancd

別コマンドではなく cd の拡張って事で、意識せずに普段使いが出来そう。

install

$ cd ${HOME}/cmd/share
$ git clone http://github.com/b4b4r07/enhancd.git
$ cd enhancd
$ PREFIX=${HOME}/cmd make

以下を *ashrc に

.bashrc

source ${HOME}/cmd/share/enhancd/enhancd.sh

使い方。

まずは普通に、cd して履歴にある程度残す。

これはコマンド履歴

$ fc -l -5
   21  cd
   22  cd Desktop
   23  cd ~/Downloads/
   24  cd ~/Documents/
   25  cd ~/Public/

で、どこにいようと、移動したい場所のユニーク文字列（大文字小文字区別無し）を cd の引数に与えれば、 cd 出来る様になる。

$ cd dow

• 上の例だと wnl だと駄目（autojump では出来る @mac）
• cd - 0
  は当環境では効かない。web の説明文では 0 の存在が無い様に書かれてるけど、man では 0 を含めた説明文。ページの gif でも cd - 0 してる。
• jo に該当するものがあれば、移行できるのに。

autojump

mac では brew でも配布

install

$ git clone git://github.com/joelthelion/autojump.git
$ cd autojump/                          
$ python install.py --prefix=${HOME}/cmd

以下を *ashrc へ。

.bashrc

# export FPATH=${HOME}/.autojump/functions:$FPATH # <= .zshrc はこの行も
source ${HOME}/.autojump/etc/profile.d/autojump.sh

mac からサーバ上の jo で xdg-open させると、何故だか firefox の方に飛ばされてパスツリーを表示してしまうので、 gnome-open を叩く様に変更。単独で xdg-open すると普通にファイラー開くのに、何故だろう？

$ pwd
${HOME}/cmd/share/autojump
$ diff autojump.bash  autojump.bash.bak
97,98c97
<                 #xdg-open "${output}"
<                 gnome-open "${output}"
---
>                 xdg-open "${output}"

# 必要なら、 autojump.zsh も同様に編集

使い方。

上の enhancd の例の様に使うには、

$ j dow

他には、 jo dow でファイラー（ファインダ）を開くとか。