2
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

BoxとSalesforceの連携で業務改善してみた

Posted at

目次

はじめに

企業の受発注業務において、手作業によるデータ入力は時間がかかり、誤入力のリスクが高いといった課題がありませんか?本記事では、HULFT Squareというデータ連携基盤を使い、BoxとSalesforceを連携することで業務を効率化するユースケースをご紹介します。
:point_up:本ストーリーはシリーズ化していく予定です!
  最後に次回以降の構想を記載しています。

課題の現状

{9F8C02F4-3291-492A-93FB-22F03649BF43}.png

  1. 手作業のデータ入力
    手作業でのデータ入力は時間がかかり、人的ミスによる誤入力のリスクがあります。

  2. データ不一致
    各担当者が異なる方法で入力を行うため、結果としてデータの一貫性が損なわれます。

  3. 業務の遅延
    手作業が多くなることで、受注や納品が遅れる可能性が高まります。

iPaaSでの改善 

iPaaSとは?改めてiPaaSってなんだっけ?という方へ
https://qiita.com/GS-AI/items/50553f979ed56b0ddb3f

これらの課題を解決するために、iPaaSを活用することで次のような効果が期待できます
{598685AE-44AD-4E4C-8CE1-F43F654D8EDC}.png

  1. データ入力の自動化
    Boxにアップロードされた発注書情報を自動的にSalesforceに連携することで、入力作業をなくします。

  2. データの正確性保持
    自動化されたプロセスにより、全データを正確に管理することが可能です。

  3. 業務の迅速化
    手作業を削減することで、業務の遅延リスクを低減します。

連携イメージ

イメージ図は以下の通りです:
image.png

具体的なシナリオは以下の通りです:

  1. 発注書のアップロード
    取引先担当者がBoxに発注書ファイルをアップロードします。

  2. データの取得
    HULFT Squareがアップロードされた発注書から情報を取得します。

  3. Salesforceへの書き込み
    取得したデータをSalesforceに書き込み、発注書のデータ、発注書名、最新アップロード日を更新します。

  4. データ加工
    数量と単価を掛け合わせて合計金額を算出し、ファイル名とアップロード日を追記します。

実行結果は以下の通りです:
image.png

まとめ

HULFT Squareを活用することで、受発注業務の効率化が実現できます。手作業によるデータ入力から解放され、業務が迅速化することで、企業全体の生産性向上につながります。

次回以降の投稿予定:writing_hand:
①スクリプト(連携処理)紹介
②更なる効率化に向けてちょい足し / ちょい置き換え
③・・・

2
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?