目次
はじめに
企業の受発注業務において、手作業によるデータ入力は時間がかかり、誤入力のリスクが高いといった課題がありませんか?本記事では、HULFT Squareというデータ連携基盤を使い、BoxとSalesforceを連携することで業務を効率化するユースケースをご紹介します。
本ストーリーはシリーズ化していく予定です!
最後に次回以降の構想を記載しています。
課題の現状
-
手作業のデータ入力
手作業でのデータ入力は時間がかかり、人的ミスによる誤入力のリスクがあります。 -
データ不一致
各担当者が異なる方法で入力を行うため、結果としてデータの一貫性が損なわれます。 -
業務の遅延
手作業が多くなることで、受注や納品が遅れる可能性が高まります。
iPaaSでの改善
iPaaSとは?改めてiPaaSってなんだっけ?という方へ
https://qiita.com/GS-AI/items/50553f979ed56b0ddb3f
これらの課題を解決するために、iPaaSを活用することで次のような効果が期待できます
-
データ入力の自動化
Boxにアップロードされた発注書情報を自動的にSalesforceに連携することで、入力作業をなくします。 -
データの正確性保持
自動化されたプロセスにより、全データを正確に管理することが可能です。 -
業務の迅速化
手作業を削減することで、業務の遅延リスクを低減します。
連携イメージ
具体的なシナリオは以下の通りです:
-
発注書のアップロード
取引先担当者がBoxに発注書ファイルをアップロードします。 -
データの取得
HULFT Squareがアップロードされた発注書から情報を取得します。 -
Salesforceへの書き込み
取得したデータをSalesforceに書き込み、発注書のデータ、発注書名、最新アップロード日を更新します。 -
データ加工
数量と単価を掛け合わせて合計金額を算出し、ファイル名とアップロード日を追記します。
まとめ
HULFT Squareを活用することで、受発注業務の効率化が実現できます。手作業によるデータ入力から解放され、業務が迅速化することで、企業全体の生産性向上につながります。
次回以降の投稿予定
①スクリプト(連携処理)紹介
②更なる効率化に向けてちょい足し / ちょい置き換え
③・・・