OpenCVに手っ取り早く対応させる方法
WindowsにおいてはDirectDrawへ対応させることで一般的なOpenCVのコード通りの作ることが出来る。
HIKROBOT MV-CE050-30UCについて
AGVのほうが有名かもしれないメーカー。
マシンビジョンも取り扱っている。
親会社と思われるHIKVISONにもダウンロードコーナーはあるが、マシンビジョン関連は取り扱っていないので注意。
注意事項
DobotVisionKitをお使いの方は環境が壊れて起動しなくなる可能性があります。
環境が壊れた場合の責任は負えません。すべて自己責任でお願いします。
手順
1.ダウンロード
https://www.hikrobotics.com/en/machinevision/service/download?module=0
英語サイトからMachine Vision Software MVS4.0.0とSDKをダウンロードする
(英語サイトじゃないとダウンロード時の会社情報入力時の携帯番号で弾かれる為)
2.MVSのインストール
MVS_STD_4.0.0_221208.zipを展開してインストールする。
3.MVS SDKのインストール
MVS_SDK_V3_5_0_3_VC90_Runtime_STD.zipを展開してインストールする。
4.MVS ThirdPartyPlatformAdapterのDirectShowパッチの適応
C:\Program Files (x86)\MVS\Development\ThirdPartyPlatformAdapter\DirectShow\x64\MvDSS2\InstallDSSvc_x64.bat
注意
他のフォルダにはMvDSS用のプラグイン登録方法が残っている。
こちらはMvDSS register okと出るが実際にはechoしているだけなので失敗していても出る。
#確認方法
・GrafEditというツールで確認する(HIKROBOT標準)
要Windows SDKなので大変。ただ、GUIなので確認時はわかりやすい
https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/win32/directshow/using-graphedit
・pythonとopencv-pythonの導入済みであれば以下もおすすめ
https://qiita.com/Gyutan/items/79b26bc8e97ee365c6c8
感想
DobotVisionKitにSDKを入れれば両立しそうと思ったがうまくいかなかった。
おそらくDobotVisionKitのMVSはMVS_STD_3.1.0_181229で古いことから
MVSのSDKもその時代のものでないとダメなのかもしれない。
DobotVisionKitを再インストールしたら今度はOpenCV側が動かなくなって2日消費してしまったので
備忘録として残すことにした