Laravel9 sail vscodeでデバッグする

#　はじめに
LaravelとXdebugのバージョンが上がり、手順が変更になったので、整理しました。
以前の手順は以下を参照ください。

検証環境

• Laravel Framework 9.1.0
• Windows 10 Pro
• Visual Studio Code
• Docker Desktop for Windows
• PHP v8.1.2
• Xdebug v3.1.2

Xdebugを設定する

.envファイルに以下の設定を追加します。

.env

% SAIL_XDEBUG_MODE=develop,debug

Sail起動

PowerShell

% ./vendor/bin/sail up -d

Xdebugが導入されていることを確認

PowerShell

./vendor/bin/sail php -v
PHP 8.0.5 (cli) (built: May  3 2021 11:30:57) ( NTS )
Copyright (c) The PHP Group
Zend Engine v4.0.5, Copyright (c) Zend Technologies
    with Zend OPcache v8.0.5, Copyright (c), by Zend Technologies
    with Xdebug v3.0.4, Copyright (c) 2002-2021, by Derick Rethans

larave.testコンテナのPHPバージョンを確認することで、Xdebugがインストールされているか確認できます。
Xdebugが表示されていれば、問題なくインストールが完了しています。

VSCodeに構成ファイルを追加する

{
    // IntelliSense を使用して利用可能な属性を学べます。
    // 既存の属性の説明をホバーして表示します。
    // 詳細情報は次を確認してください: https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=830387
    "version": "0.2.0",
    "configurations": [
        {
            "name": "Listen for Xdebug",
            "type": "php",
            "request": "launch",
            "port": 9003,
            "pathMappings": {
                "/var/www/html": "${workspaceRoot}"}
        },
        
    ]
}

VSCodeよりブレークポイントを設定

VSCodeよりデバッグを開始

ブラウザよりアクセス

URLに以下を追加してアクセスする。
?XDEBUG_SESSION_START=session_name
最初のURLに指定すれば、デバッグを停止するまでは、指定は必要ありません。