個人開発アプリをAppStoreに出しています。
ですが
- 更新が１年前
- iOS15対応のXcodeでビルドしていない
という状態だったので久し振りにiOS15への対応やライブラリのアップデートをしてAppStoreへアップロード、審査に提出しました。
その後待つこと半日、、、
却下の通知が届きました。
Guideline 2.1 - Performance - App Completeness
We discovered one or more bugs in your app. Specifically, your app frequently became unresponsive during the review on iPad. Please review the details below and complete the next steps.
バグがあるので直してとのことです。
確認したら、iOS15への対応の起因で普通にバグってたので直しました。
Guideline 2.1 - Information Needed
We're looking forward to completing our review, but we need more information to continue. Your app uses the AppTrackingTransparency framework, but we are unable to locate the App Tracking Transparency permission request when reviewed on iOS 15.5.
トラッキング権限の許諾のダイアログが出ないようになっているとのことです。
AppDelegateのapplicationDidBecomeActiveでダイアログを出すという処理をしていたのですが、なんとiOS15からはそのタイミングで出すことが出来ないようになっていました。
なので少しタイミングをずらすことで対応しました。
再提出
しかしまたもや却下
Guideline 2.1 - Information Needed
We're looking forward to completing our review of your app. Before we can continue, we need a video that demonstrates the current version, 2.4.9, in use on a physical iOS device.
Specifically, we need a demo video that shows the feature.
Keep these requirements in mind as you make your demo video:
- Only use footage of your app running on a physical iOS device, not on a simulator.
- Make sure the video clearly documents all relevant app features, services, and user permission requests.
- You can use a screen recorder to capture footage of your app in use.
なんと、デモビデオの提出を求められました。
先ほどバグを直して提出したはずなのにまだバグが起きているようです。
レビューチームからバグが起きているスクリーンショットが添付されているので確認すると、なんと直したはずのバグがしっかり起きている状態でした。
再度動作とコードを確認、さらにTestFlightのアプリも何度も動作を確認したのですが絶対にバグは起きないはずの状態でした。
少し考えてみて
もしかしたら新しいビルド番号で提出したアプリではなく更新前のアプリをレビューしてるのでは？と考え
AppStoreレビューのページを確認してみると一番下に赤文字で
提出をキャンセル
というボタンを発見
これをせずに再審査をしたのがまずかった？（というかなぜこの処理をせずに再申請した？俺？）
なので早速キャンセル処理。
さらにしっかり動作している状態の動画を撮影して添付もしました。
Guideline 2.3.3 - Performance - Accurate Metadata
We noticed that your screenshots do not sufficiently show your app in use. Specifically, your 12.9-inch iPad Pro screenshots do not show the current version of the app in use.
To help users understand your app’s functionality and value, your screenshots should highlight your app's core concept. For example, a gaming app should feature screenshots that capture actual gameplay within the app.
AppStoreに表示されるスクリーンショットが今動いているアプリと相違があるとのことです。
確かにスクリーンショットの更新は４年くらいしておらず、その間に若干デザインの変更とかもしていたので現状とは見た目が違っていました。
スクリーンショットを取り直して適当に編集してから更新しました。
12.9インチiPadProと書いてはありますが、指摘されるのも面倒なので全部の端末分を更新しました。
再提出
ようやく承認されました。
- この１年の間にAppStoreConnectも審査のやり方も少し変わっているなと思いながら作業をしていたのですが、細かいところ（キャンセルボタン）に気づけなかったことが招いた失敗でした。
- せめて新しいOSバージョンが出た、とか、新しい端末が出たとかのタイミングでこまめに更新した方が良いですね。(自分に向けた言葉）
- 公式のレビューのガイドラインとかもちょくちょく更新されているのでそちらのチェックもしたほうが良いですね。(自分に向けた言葉）