経緯
上記記事に有るように、末尾が「/」や「.」で終わるURIの時にリロードを行うと、空のフォルダをダウンロードしてしまう不具合があった。
それを解決する手段として擬似的に「inde.html」を付与する関数を作成。
従来はCloudFrontの関数に直接書き込んでいたが、それをTerraformで管理することになった。
CloudFront関数をTerraformで管理しよう
CloudFrontの関数をTerraformを使用して管理する方法を紹介します。具体的には、URLの末尾が / もしくは . で終わる場合に、index.html を追加してダウンロードを制御する関数をテラフォームで設定する方法を解説します。
CloudFront関数の設定
まず、CloudFrontで現在使用している関数を確認します。以下は、hogehoge.js という名前の関数の一例です。
function handler(event) {
var request = event.request;
var uri = request.uri;
if (uri.endsWith('/')) {
request.uri += 'index.html';
} else if (!uri.includes('.')) {
request.uri += '/index.html';
}
return request;
}
この関数は、URLの最後が / で終わる場合やファイル拡張子が含まれない場合に、リクエストされたURIに index.html を追加します。
Terraformでの設定
以下は、上記の関数をTerraformで管理する方法を示したコード例です。
resource "aws_cloudfront_function" "example" {
name = "example"
runtime = "cloudfront-js-1.0"
comment = "example function"
publish = true
code = file("hogehoge.js")
}
resource "aws_cloudfront_distribution" "example" {
# ... 他の設定 ...
# function_association is also supported by default_cache_behavior
default_cache_behavior {
# ... 他の設定 ...
function_association {
# specific event_type viewer-request or viewer-response
event_type = "viewer-request"
function_arn = aws_cloudfront_function.example.arn
}
}
}
このコードは、CloudFront関数をTerraformで定義する例です。関数は aws_cloudfront_function リソースで定義されており、関数のコードはファイル hogehoge.js から読み込まれます。