始めに
Linuxをベースに作られた、最強のVersion管理システムGit/GitHub!
より便利に使用するためのGit CLIまとめ。
「Git CLI - 1. 基本的なLinux Command」編です。
●Gitでよく使う、基本的なLinux Command
$ git details
使用できるコマンド情報
$ git config details
環境設定
例)
$ git config --global user.name "任意の名前"
$ git config --global user.email "任意のメールアドレス"
$ git config --global core.editor "任意の基本Editor(notepad++など)"
$ pwd details
現在経路(パス) ※pwd(print working directory)
$ ls details
現在経路にどんなファイルやDirectoryがあるか確認 ※ls(list)
$ clear details
Terminalをきれいにする(画面のコマンドを全部消す)
$ cd details
Directory移動 ※cd(change directory)
例)
$ cd .. (上位Directoryに移動)
$ cd ~ (ホームDirectoryへ移動)
$ cd 下位Directoryの名前 (下位Directoryに移動)
$ mkdir フォルダ名 details
指定フォルダ名でフォルダを作る ※mkdir(make directory)
$ rm -r フォルダ名 details
指定フォルダを削除(-r オプション:直下のフォルダやファイルも消す) ※rm(remove)
●ls コマンドのオプション
オプション | 説明 |
---|---|
-a | 隠しファイルやDirectoryも表示 |
-l | ファイルやDirectoryの詳細情報表示 |
-r | ファイルの整列順を逆順で表示 |
-t | ファイルの作成時間順に整列(降順) |
※よく使うのは $ ls -la
●LinuxでDirectoryを表示する記号
記号 | 説明 |
---|---|
~ | ホームDirectory、ホームDirectoryのパスは 'c/Users/使用者ID' |
./ | 現在使用者が作業中のDirectory |
../ | 現在Directoryの上位Directory |
●Vim Editorでテキスト文書を作成
Gitインストール時にVimをDefault Editorとしてにインストールできます。(OSの種類や環境によって選択可能です、Nano Editorもよく使用されます)
① 任意のtxtファイルを作ります。
$ vim test.txt details
現在のdirectoryにtest.txtファイルを作る (vimが実行されます)
② vimは2つのモードがあります。テキスト入力時には'入力モード'、文書をsave・終了する時は'exモード'に変更し使用します。
ex mode → 入力 mode : Aキー、Iキー
ex mode ← 入力 mode : Escキー
③ テキスト入力完了後、セーブする時はex modeに戻り、コロン(:)と'w'セーブ'q'終了コマンドを実行します。
※':wq' コマンド入力しEnterキーを押す
④ Terminalで簡単にtxtの内容を確認する時は'cat'コマンド
$ cat test.txt
●cat コマンドで実行できる機能
コマンド | 説明 |
---|---|
$ cat file名 | ファイルの内容を画面に表示 |
$ cat file1,file2‥fileN > 新file | ファイルN個を順に繋ぎ、新しいファイルを作る |
$ cat file1 >> file2 | file1の内容をfile2の最後に繋げる |
終わりに
次回は「Git CLI - 2. Gitでバージョンを管理する」についてまとめていきます。
投稿者
エンジニアファーストの会社 株式会社CRE-CO
Shin Boyoung