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G'sでの半年間振り返り

Last updated at Posted at 2021-10-14

G’sに入学して半年。昨日卒制を提出したので、半年間を振り返ってみた。

G‘sに入学した理由は2つ。
1つは現職の仕事がつまらなくなっていたから。もう1つは作りたいものがあったから。

現職は、化粧品通販会社のデータサイエンス部署。
売上予測、販促計画の作成、プログラミング経験はSQLを使用したデータ抽出や、
分析用のアプリケーション(ほとんどノーコード)でレポート作成や回帰分析を行っていた。
入社8年目。プロジェクトのチームリーダー、研修講師、購入制度改革や周年イベント企画、
分析に留まらず、幅広くなんでもやっていた。側から見れば、順風満帆なのかもしれない。
何をするにも出来て当たり前。誰からも怒られもしなければ、褒められもしない。
これで良いのか?つまらない。何か新しい事にチャレンジしたい。そんな時間あるのか?
毎日そう言う思いがループしていた。
そんな折、商品管理部門から在庫削減するために、適正在庫の予測モデルを作って欲しいと相談を受けた。
面白そうだなと思った。俗に言う「ビビッときた」みたいな感覚だった。
(今考えたら新しい事に飢えていただけだと思う)
すぐに既存の分析用のアプリケーションで受注出荷データから仕入れ在庫数の予測を行うモデルを作った。
しかし、すぐに行き詰まった。コロナ禍で物流は変則的に稼働、
配送会社の配達も遅延、社内では過剰発注した商品を消化するための計画にない販促、
営業の気合いや希望の入った商品発注を行い、無駄な在庫が増えていった。
私が作った予測モデルは使い物にならなくなった。
システム導入の検討、上申をしたが、時期尚早と言う事で予算は降りなかった。
自分に出来る事は他にないのか、予算がないなら自分で作れないのか、そう思っていた。

そんな折、G‘sのインスタの広告が目に止まった。
(後で知ることになるが、インスタ広告からG’s入学に至った同期が結構いた。インスタのコンバージョン率高そう…)

説明会に申し込み、ダメ元で受けて落ちただろうと思ったIT試験に合格し、あっという間に入学が決まった。
入学前は本当に不安だった。自分にプログラムが書けるのか?講義についていけるのか?課題がこなせるのか?
トライアル期間で辞めそうだなと思いながら入学式を迎えた。
入学前の不安は、G‘sに入学して1ヶ月も経たないうちに消えた。

初めはエラーだらけ。
わからない→わからない→わからない→間に合わない→眠れない→出来たのループ。
でもエラーには何がダメなのかどこが間違ってるかヒントがある。
エラーは今の会社と違って、ダメなところをちゃんと教えてくれた。
エラーを繰り返すうち、エラーは「出来ないことがわかったという成果」だと思えるようになった。
課題ではJavaScriptでもぐらたたきを作って、息子と遊んだり、
APIでチャットボットを作って、自部署で使ってみたりした。
毎日仕事も課題もあって寝れないけど、めちゃくちゃ楽しかった。

在学中に会社の業務改善の一環で、チャットボットの実装したり、
社内のポータルサイトの一部を作ったりした。
データ分析と違って、自分の作ったものが目に見える。誰かが使って、喜んでもらえる。
家族や友人に、どんな仕事してるか一瞬で説明できるものが自分で作れた。
今まで職業の話しても、ほとんど理解してもらえなかった。
最近は会社の同僚や先輩がG‘sってどんなところ?と聞かれるまでになっている。

自分の見る世界も見られ方も変わってきた。

そして、何よりG‘sで関わった全ての人から刺激をもらった。
講師陣、チューター、メンターの皆様。
それから、既に起業、就職、転職し、活躍している先輩や企業の代表の方々
。中には、同期同士で会社を立ち上げ、経営者とエンジニアという関係の先輩もいた。
同期も凄いメンバーが揃っている。行政職員、エンジニア、会社経営者、医者、主婦。
出会った人たちの視野、視点、視座が私の知見を広げ、話すたびに学びを与えてくれた。

G‘sは単なる座学ではなく、自走力を鍛え、問題解決を学ぶための場所だと思う。
(私にとってはパワースポット)
卒業まであとわずか。最後までやり切り、卒業してもずっと関わっていたい。

以上

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