先日WinActorの配列と辞書を使ったシナリオを作ったが、
その説明で困ったので、説明資料として作成してみる。
まず配列
はっきり言えば、Excelを思い浮かべれば完了
A列しかないのが1次元配列
列がB列以降もあるのが2次元配列
1次元配列
A:日付 |
---|
2019/3/18 |
2019/3/19 |
2019/3/20 |
どう使うのかは、どう使えるのかはアイデア次第。 |
2次元配列
A:日付 | B:開始日 | C:終了日 | D:前週の日曜日 | E:曜日 |
---|---|---|---|---|
2019/3/18 | 2019/3/18 | 2019/3/22 | 2019/3/17 | 月 |
2019/3/19 | 2019/3/19 | 2019/3/23 | 火 | |
2019/3/20 | 2019/3/20 | 2019/3/24 | 水 | |
2019/3/21 | 2019/3/21 | 2019/3/25 | 木 | |
もう殆どExcel |
続いて辞書
これは殆ど1次元配列
但し、通常の配列が行番号や列番号(2次元配列の場合)で指定するのに対して、名前(技術的にはキー値と呼びます)で指定できるのが特徴。
また、設定した値が変更できないことも特徴。
A:日付 |
---|
2019/3/18 |
2019/3/19 |
2019/3/20 |
このような1次元配列で3/19の行を参照する場合には行番号の1で参照する。 |
仮に以下のような日付と曜日を関連付けた2次元配列があったとする。
A:日付 | B:曜日 |
---|---|
2019/3/18 | 月 |
2019/3/19 | 火 |
2019/3/20 | 水 |
上記の配列で2019/3/19の曜日を探す場合には、行単位で繰り返し、
配列[0][A列]は2019/3/18だから違う
配列[1][A列]が2019/3/19だからこの行
つまり、曜日は配列[1][B列]として自分で繰り返し処理が必要になる。
しかし辞書の場合には
キー:日付 | データ:曜日 |
---|---|
2019/3/18 | 月 |
2019/3/19 | 火 |
2019/3/20 | 水 |
の時に辞書[2019/3/19]とすると火と値が検索できる。
自分では繰り返し処理も記入しないで良いので、処理がスッキリします。
思い浮かべるのはA/B列があるExcelで間違い無いですが、自分で行方向に検索処理を作らなくてもさっと検索してくれる。
ちなみに、キーの値は重複(同じ値)を持つことはできません。