概要
MacPCにGoのインストールをします。
goenvはgoのバージョン管理をしてくれて、バージョン切り替えが簡単にできます。
実行環境
OS:Mac OS X / 10.14.5
Shell:bash
やること
やることは大きく分けて2つになります。
- goenvのインストール
- Goのインストール
goenvのインストール
インストール
とにもかくにも、まずはgoenv自体をインストールしてみましょう。インストールには2種類あります。
- GitHubからチェックアウト
- Homebrew
サクッとできそうなHomebrewでのインストールを選びました。
$ brew update
$ brew install goenv
パスの設定
パスの設定をします。zshでもbashでもかまいません。お好きな設定ファイルに環境変数を指定して下さい。
bash版は以下で行いました。
$ vi ~/.bash_profile
# 中身はこちら
export GOPATH=$HOME/go
export GOENV_ROOT=$HOME/.goenv
export PATH="$GOENV_ROOT/bin:$PATH"
eval "$(goenv init -)"
export PATH=$PATH:$GOPATH/bin
設定したら反映もお忘れなく。
$ source ~/.bash_profile
確認
goenvのバージョン確認です。
$ goenv --version
goenv 1.23.3
バージョンが確認できたら成功です。
できかったときは、そもそもインストールに失敗しているかパスが通ってないかのどちらかなのでもう一度見直してみてください。
Goのインストール
インストール可能なバージョンの確認
goenvを使用して、go自体インストールを行いましょう。
使用可能なgolangのバージョンをリストで確認できます。
$ goenv install -l
最新のバージョンがない!?というときは、アップグレードが必要です。
以下のコマンドで最新にしましょう。
$ brew update && brew upgrade goenv
指定してインストール
今回は、1.11.0を選択しました。
$ goenv install 1.11.0
バージョン指定
globalで全体で使用するバージョン指定ができます。
$ goenv global 1.11.0
そのほかにも、localでディレクトリ別にバージョン指定などができますが、そちらは別記事で記載します
インストール確認
Goのバージョン確認です。
$ go version
go version go1.11 darwin/amd64
インストールしたリスト確認
以下のコマンドで、インストールしたものの確認ができます。*印がついているものが、現在適用されているバージョンとなります。
$ goenv versions
system
* 1.11.0 (set by /Users/yourpath/.goenv/version)
1.12beta1
1.6.0
1.8.0
いかがでしたか?
最後に
ここまでで、goenvを使用してGoのバージョンを指定してインストールすることまでができました。
ただ、globalで全体のバージョン指定をするだけでは、goenvの良さがまだ引き出せていません。
実運用では、プロジェクト毎にGoのバージョンを切り替えたい・・・ってこともありますよね?
そんなときは、goenvを使用して切り替える方法がありますので続きはまた今度。
参考
公式はこちらです。https://github.com/syndbg/goenv