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【AWS SageMaker】SageMaker StudioやCanvasをおっかなびっくり開始してみた

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背景

概念や課金の仕組みを理解していなくて触るのに躊躇していましたけれど、SageMakerの親玉はSageMaker Studioっぽいので、おっかなびっくりSageMaker Studioを触り始めてみました。
触り始めてみると、分からずに躊躇していた点が分かってきたので、書き起こしてみました。

※この記事は2024年6月時点で書いたものです。

試した事(概要)

下記の5つを試してみました。
 ■SageMaker Studioを起動
 ■SageMaker StudioからJupyterLabを起動
 ■SageMaker StudioからCanvasを起動
 ■SageMaker StudioからCanvasを起動して、CanvasからData Wranglerを起動
 ■SageMaker StudioからCanvasを起動して、CanvasからAuto MLを起動

SageMaker Studioのドメインは、クイックセットアップで作成しました。
具体的な起動方法は、こちらのサイトを参考にしつつ、実機の画面を触って何となく理解していきました。
(今回の記事では具体的な起動方法の記載は割愛します。)

分かった事(個人的なイメージでの理解)

1. Studioが親玉で、その配下にJupyterLabやCanvasがいる

マネジメントコンソールのSageMakerで「ドメイン」からStudioの起動を行う際、StudioとCanvasの両方が表示されるので、触る前は「StudioとCanvasは横並びの存在」とイメージしていましたが、実際に触ってみると「Studioの中にCanvasが存在してる」のイメージになりました。
【理由】
 ■Studioの画面から、Canvas用のインスタンスのON/OFFをコントロールするため
 ■Canvas用のインスタンスをONにした後、Studioの画面からもCanvasを開く事が出来るため


JupyterLabも、Studioの画面から開く形でしたので、「Studioの中にJupyterLabが存在してる」のイメージになりました。

2. 課金の仕組み

このような課金の仕組みかな、と理解しました。
 ■Studioは開いているだけならば、課金されない
 ■JupyterLabはインスタンスを起動中は、課金される
 ■Canvasは開いているだけで、課金される
 ■Data WranglerやAuto MLはジョブの実施中は、課金される

Canvasに関しては、こちらに

>ワークスペースインスタンス (セッション-時間) の料金
>1.9 USD/時間

とあります。
そもそも、Canvasを開くためには、Studioでの操作で、Canvas用のインスタンスをONにする必要があります。

キャプチャ1.PNG

キャプチャ2.PNG

キャプチャ3.PNG

よって、Canvasは開いている(セッションを繋いでいる)だけで課金されるものと思います。
もちろん、Canvasを開いていなくても、Canvas用のインスタンスをONにしている間は課金対象になるので、適宜、StudioのRunning instancesの画面で、稼働中のインスタンスを確認する事が安牌と思いました。

こちらは、JupyterLabとCanvas用のインスタンスの両方をONにしている時の、Running instancesの画面です。

キャプチャ4.PNG

インスタンスをOFFする操作もこの画面で出来ます。

キャプチャ5.PNG

JupyterLabとCanvas用のインスタンスをOFFにしました。この状態ならば、SageMaker Studio絡みの課金は発生しない形と思います。

キャプチャ6.PNG

ちなみに、JupyterLabのインスタンスの料金はこちらに一覧があります。

3. Data WranglerやAuto MLは、Canvas配下にある

「Studioという親玉の中に、Data WranglerやAuto MLという機能がある」イメージでしたが、実際に触ってみると、「Studioという親玉の配下にいるCanvasがData WranglerやAuto MLという機能を持っている」というイメージになりました。
理由として、Studioの画面内にData WranglerやAuto MLはあるのですが、実際にData WranglerやAuto MLを開くと、Canvas用のインスタンスのONを求められますため。

■Studio画面内のData Wrangler画面

キャプチャ7.PNG

■Studio画面内のAuto ML画面

キャプチャ8.PNG

ちなみに、Canvas用のインスタンスをONにして、Canvasを開いてみると、このような画面になります。
スクショ1.png

Canvasの中のData Wranglerを開いてみます。
スクショ2.png

Flow name欄に2つのflowがあるのは、実際にData Wranglerを触ってみた形跡になります(笑)触ってみた内容については、別の記事で書いてみようと思います。


今回の記事は以上になります。

まとめ

触る事を躊躇していたSageMaker Studioをやっと触ってみました。課金の仕組みを何となく掴めると、触る事が怖くなってくるのは、個人的なAWSあるあるだったりします(笑)

参考

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