はじめに
- 以下の記事は参考程度にして、自己責任で作業をしてください。
- HDDからSSDに移行するとする。
1. 書き込みができる状態でシャットダウン
- Windowsが起動した状態でSHIFTキーを押してシャットダウンする。(シャットダウンしていますという青い画面が出たらキーを放してよい)。この作業には時間がかかります。
2. Gparted Liveの起動
- Gparted Liveの入ったUSBドライブを用意しているので、それを差して起動する。起動したらF2キーを連打し、UEFI(or bios)画面が開くようにする。
- UEFI(or bios)画面が起動したら以下の設定をする
- NVME SSDへ移行する場合はストレージのモードをRAIDからAHCIにする。
- セキュアブートをオフにする。これをしないとGparted Liveが起動しない
- bootシーケンス上でUSB上のOSを一番上に持って行ってApplyしてExit。
- Gparted Live画面が出てGUIウィンドウがしばらくすると開く。
- 上から3つ目のオプションを選ぶ (Large font and load to RAM)
7. RAM上へのOSのロードが終わったらUSBを抜いてもよい - 次の画面3つにつき、エンターを押す
- OKを選択する画面が出たら、TabキーでOKを選択しENTERを押す。
- しばらくするとGpartedの画面が開く
3. SSDのフォーマット
- 以下の操作はGpartedで行う
- SSDを選び、Create New Partition Tableでgptを選ぶ
- 古いPCでLegacy Biosしかサポートしていない場合はmsdosを選ぶ
4. パーティションの移行
- HDDの容量>SSDの容量なら、SSDの容量に収まるようにCドライブのパーティションを縮小する
- HDDのすべてのパーティションを順番通りにSSDにコピー&ペーストする
4. Microsoft Reserved Partitionはコピーできないのでフォーマットしていないパーティションを作製するだけで十分 - 実行ボタンを押すと実際の書き込みが始まる
- 終わったら各パーティションをコピー元と同じFLAGにする
- HDDがmsdosでSSDもmsdosの場合は同じFLAGにする
- HDDがmsdosでSSDがgptの場合は
- ブート用のパーティションを700MBのfat32でフォーマットし、ESPというラベルを付け、boot,espのFLAGをつける
- システムのパーティションのFLAGはmsftdataのままにする
- 100MBのntfsパーティションを作り、FLAGはmsftresにする
- 回復パーティションのFLAGはhidden,diagにする
- HDDがgptでSSDもgptの場合は同じFLAGにする
- 終わったらシャットダウンする
5. ブート用のファイルの修正
- このまま起動するとブルースクリーンになるため、ブート用のファイルを修正する
- Ventoy上にWindows 10 install ISOを入れる。
- Ventoy USBを指して起動して、F2キーを連打する
- bootシーケンスではUSBを選択する
- Devicesで使用するSATAデバイスが選べる場合はHDDのチェックを外す
3. もし選べない場合はシャットダウンして放電してHDDを抜いた後、1から実行する - Exit
- Ventoy USBを起動して、Windows10を選んでエンターを押す
- 言語を選んで次にを押す
- 左下の「このコンピューターを修復する」を押す
- トラブルシューティング>コマンドプロンプトをおす
- 以下のコマンドを実行
diskpart
lis dis
sel dis [?] (SSDの容量と同じ番号を選ぶ)
lis vol
sel vol [?] (ブートパーティションの番号を選ぶ: ESPと書いてあることが多い)
assign letter K
sel vol [?] (システムパーティションの番号を選ぶ: OSと書いてあることが多い。容量が大きいはず)
assign letter C
exit
ドライブ名が使わている場合は、使われているもののドライブ名を変更し、再度試す。
- 以下のコマンドを実行
- HDDがgptでSSDもgptの場合は以下のコマンドを実行
- HDDがmsdosでSSDがgptの場合は
k:\efi\microsoft\boot
フォルダを作る
- HDDがmsdosでSSDがgptの場合は
cd /d k:\efi\microsoft\boot
bcdboot C:\Windows /l ja-JP /s K: /f UEFI
bcdedit
- HDDがmsdosでSSDもmsdosの場合は以下のコマンドを実行
bootrec /fixmbr
cd /d k:\boot
bcdboot C:\Windows /l ja-JP /s K: /f BIOS
bcdedit
- エラーが出なかったら成功(エラーが出ても成功することがある)
- exitし、USBを抜いた後起動してWindowsが正常に起動すれば成功
- ブルースクリーンになった場合起動オプションからセーフモード(4番)で起動してみる
13. 起動できたら再起動をする
6. HDDをデータ用のドライブにする
- GpartedでHDDのパーティションを消し、一つの大きなNTFSパーティションを作る。データ用のパーティションとして使うことができる。
14. これを行う場合はUEFI(or bios)上で先ほどのHDDの無効化を戻す。