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メールの仕分けをPower Automate Desktopを使って自動化してみた

Last updated at Posted at 2021-08-16

訃報はいつ来るかわからない

メール業務の悩みとして、社内で使用しているメールシステムが2つあります。
メインはOutlookMailを使っていますが主に店舗向けにP2Netが導入されており、
そちらに投稿があっても気付かないことが多いです

中でも**「訃報」に関する連絡を見落とすと対応が遅れる**為、タイトルに「訃報」が含まれる場合、個人のOutlookMailもしくはLINEに通知がきたらいいのにと常日頃思っていました。

今回は、P2Netの仕組みをNode-REDやintegromat等と連携することができなかった事と、設定の簡単さを優先してPower Automate Desktop(以下PAD)をツールとして選びました。
チーム内で自分だけが使えるのではなく、パートさんでも自分で設定して、触ってもらえるように広げていきたいと思います。
本来の願いだった「通知」には至りませんでしたが、PADを動作させるだけで10秒もかからずに確認できる為とても快適になりました。

P2Netのメールフォルダで「訃報」を検索

PADの**「Webレコーダー機能」**を使用して、
P2Netの受信トレイに「訃報」を含むメールの検索までを自動化しました。
本当は添付ファイルをOutlookMailへ転送したかったのですが、添付ファイルのダウンロードボタン押下後に、「この操作には時間がかかります」というポップアップが出るように設定されており、どうしてもPADで入力できず断念。
め0-る.png

使用したツール

Power Automate Desktop
Microsoft Edge
P2Net

Microsoft Edge 拡張機能のインストール

PADでMicrosoft Edgeを動作させるために事前に準備が必要です。
手順は下記のサイトを参考にしました。
Power Automateサポート
https://support.asahi-robo.jp/tutorial/power-automate-desktop/beginner/web-recorder

制作を終えて

PADは普段使用しているOffice365との親和性が高いため、とても使いやすく感じました。
部内で小さな業務の自動化を体験してもらい、「自分でも作れるんじゃないか?」と感じて欲しいです。
メールシステムが1本化されていればそもそも不要な業務なので、今後「自動化した方がよい業務」と「根本的にやり方を変えたほうがよい業務」を見極めていきたいと思います。

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