#wget
wgetは コマンドである。URLを指定してダウンロードすることができる。
例 [URL]をダウンロードする。
wget [URL]
#Make
端的に説明すると、コンパイル等を自動で行います。
ソースファイルが長くなってきて使いづらくなることがあります。その場合、ソースを分割して作成します。使用するときは、それらをつなぎ合わせて(リンク)使います。しかし、コンパイルのたびに、長いコマンドを入力する必要があります。そこで、Makeでソースコードを一括管理します。
利点として、再コンパイルをした際に、ソースファイルの変更を判断し、変更点だけコンパイルを再実行します。
このMakeを実行するためにMakeFileというファイルが必要です。
実行する際は make [option] [target] です。
代表的なオプション
-B, --always-make | 無条件ですべて実行する。 |
---|---|
-d | デバッグ情報を表示する。 |
-f | fileをmakefileとして使用する。 |
など |
代表的なターゲット
all | ビルドを実行する。(default) |
---|---|
install | ビルドしたソフトウェアをインストールする。 |
clean | 不要なファイルを削除する。 |
など |
#MakeFile
Makeを実行する際、必要なファイル。
ファイル内では、コンパイラの指定、オプション、リンクさせるものが記述されている。
./configure
./configure
configure というスクリプトファイルを実行している。
*コマンドではなく、スクリプトファイル。
実行することで、インストールに必要な環境変数、ライブラリが正しく設定、もしくは設置されていることなどを確認し、MakeFileが作られる。
インストールされた環境を自動的に確認し、その環境に合わせたMakeFileを作成してくれる便利なもの。
#参考
・configure, make, make install とは何か
・Makefileの解説
・UNIXプログラミング:make入門
・【make】コンパイル等の処理を自動的に行う