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SIerの若手開発エンジニア向け教育をどうすればよいか考える(その2)

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Stylez Advent Calendar 2018 の 9日目です。

株式会社スタイルズで代表をしている梶原です。

前回に引き続き、SIer(受託系)での若手社員(開発系エンジニア 新卒から20代の終わりくらいまで)の教育について考えていることを書いています。

前回の「SIerの若手開発エンジニア向け教育をどうすればよいか考える(その2)」では、自社(株式会社スタイルズ)で実際にやっている新卒から2年目が終わるまでにやっている教育コースのことを書きました。

今回は20代の残りを大きく捉えたときに、どのようなことを学んでいけばよいのかということを考えていきたいと思います。

教育ということを考えるときに「開発エンジニア」と「インフラエンジニア」の大きなスキルマップを考えないと行けないですね。だいたい5年くらい前までのそれぞれのエンジニアが取得すべきスキルマップっていうのはこんな感じだったと思います。

image.png

でも今はこんな感じだとおもうんですよね。

image.png

あんまり気にしない人に言わせると、クラウドできなくても十分にやっていけるよって言う人も今はいるかも知れないけど、つい最近、発表されたガートナーの予測だと今後、オンプレのシェアは急激に下がっていって、2022年には、クラウドに逆転されるんですよね。1-2年ずれることもあるでしょうが、これが現実になっていくことは間違いないです。ガートナーって、先進技術トレンドの予測は外れることもあるんですがこういう大きな市場動向予測ははずさないんですよね。

image.png

こうなることが前提で若い人の教育を進めていく必要があると思うんです。ですんで、スタイルズでは、全社的な教育として

  • AWS教育
  • コンテナ(具体的にはKubernetes)教育
  • CI/CDとしてのGitの教育

を月に一回、希望者にハンズオン形式で実施しています。

AWSに関する教育

AWSについては、UMEDYの「手を動かしながら2週間で学ぶ AWS 基本から応用まで」をまず受講してもらってから、ハンズオン形式で勉強会を毎月一回実施してます。

KubernetesとかDockerに関する教育

Kubernetesについては、「Docker/Kubernetes 実践コンテナ開発入門」の目次にしたがって、ハンズオン形式で勉強会を毎月一回実施してます。

Gitlabに関する教育

サルでもわかるGit入門とかを随時教材にしながら勉強会をやってます。

三回目は、若い人の3年めからしばらくの間の教育をどうするかを書きたいと思います。

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