TL;DR
デュアルブートにしたいとき、UEFIブートのWindowsマシンにUbuntuをCSMモード(レガシーモード)でインストールしてはいけない。
そういう風に書いてるブログとか多いけど信用すんな。
なぜこれを書いてるか
WinマシンにUbuntuをデュアルブートで入れたくなり、↑みたいなブログなどを参考にやってみたらハマった。
対象
- 元のマシン
- PC:Dynabook T85/CG
- OS:Windows10 Pro
- 入れようとしたOS:Ubuntu 18.04.1 LTS
やってしまったこと(問題ある操作)
- UbuntuのisoをダウンロードしてUSBに入れ、ライブUSB作成
- HDDにインストール領域を確保
- UEFI設定画面で
- セキュアブートをOFF
- 起動モードをCSMモードに(UEFIモードをOFF)
- USBから起動してUbuntuをHDDの空き領域にインストール
発生した症状
UbuntuのGRUBがWinを認識してくれず、ブート時にWinを起動できなかった。
逆に、起動モードをUEFIモードにするとUbuntuは無視されてWindowsが起動するようになった。
何が問題か
英語サイトをひたすらぐぐって読む限り。UEFIモードのOSとレガシーモード(CSMモード)のOSを混在させるのはトラブルの元。
UEFIブートのWinにUbuntuを入れる場合はUbuntuもUEFIブートで入れるべき。
つまりライブUSBを作るとき、UEFIブートするUSBを作るべき。
その上で、
- セキュアブート:OFF
- 起動モード:UEFIモード
でUSBから起動する。
UEFIブートのライブUSBの作り方
Rufusを使う。
Rufusの画面でisoを選択後、パーティション構成で__GPT__を選択。MBRにしてはいけない。
どうやって問題を修正したか
boot-repair-diskを使った。
こいつのisoをRufusを使ってUEFIブートするUSBを作成、このUSBから起動して boot-repair
でブートローダを修復した。
さらなる問題
Dynabookのブートデバイスの設定が特殊で、F2
でUEFI設定画面が起動するがそれとは別にF12
でブートデバイスの選択が直接できる。
cf. http://dynabook.com/assistpc/faq/pcdata2/017650.htm
前者でいくらやってもUSBから起動できず、後者でやっとうまくいった。
あとUSB2.0コネクタからは起動できず、USB3.0のコネクタからなら起動できた。