LoginSignup
8
5

More than 3 years have passed since last update.

UEFIブートのWindowsマシンにUbuntuをCSMモードでインストールしてはいけない

Last updated at Posted at 2019-02-03

TL;DR

デュアルブートにしたいとき、UEFIブートのWindowsマシンにUbuntuをCSMモード(レガシーモード)でインストールしてはいけない。
そういう風に書いてるブログとか多いけど信用すんな。

なぜこれを書いてるか

WinマシンにUbuntuをデュアルブートで入れたくなり、↑みたいなブログなどを参考にやってみたらハマった。

対象

  • 元のマシン
    • PC:Dynabook T85/CG
    • OS:Windows10 Pro
  • 入れようとしたOS:Ubuntu 18.04.1 LTS

やってしまったこと(問題ある操作)

  • UbuntuのisoをダウンロードしてUSBに入れ、ライブUSB作成
  • HDDにインストール領域を確保
  • UEFI設定画面で
    • セキュアブートをOFF
    • 起動モードをCSMモードに(UEFIモードをOFF)
  • USBから起動してUbuntuをHDDの空き領域にインストール

発生した症状

UbuntuのGRUBがWinを認識してくれず、ブート時にWinを起動できなかった。
逆に、起動モードをUEFIモードにするとUbuntuは無視されてWindowsが起動するようになった。

何が問題か

英語サイトをひたすらぐぐって読む限り。UEFIモードのOSとレガシーモード(CSMモード)のOSを混在させるのはトラブルの元。
UEFIブートのWinにUbuntuを入れる場合はUbuntuもUEFIブートで入れるべき。
つまりライブUSBを作るとき、UEFIブートするUSBを作るべき。
その上で、

  • セキュアブート:OFF
  • 起動モード:UEFIモード

でUSBから起動する。

UEFIブートのライブUSBの作り方

Rufusを使う。
Rufusの画面でisoを選択後、パーティション構成でGPTを選択。MBRにしてはいけない。

どうやって問題を修正したか

boot-repair-diskを使った。
こいつのisoをRufusを使ってUEFIブートするUSBを作成、このUSBから起動して boot-repair でブートローダを修復した。

さらなる問題

Dynabookのブートデバイスの設定が特殊で、F2でUEFI設定画面が起動するがそれとは別にF12でブートデバイスの選択が直接できる。
cf. http://dynabook.com/assistpc/faq/pcdata2/017650.htm
前者でいくらやってもUSBから起動できず、後者でやっとうまくいった。
あとUSB2.0コネクタからは起動できず、USB3.0のコネクタからなら起動できた。

8
5
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
8
5