Windows で Flutter を扱うときの設定をしよう
そんなにいろんなことはしないんだけど。
Windows 上でも Flutter を起動できるテクニカルプレビューがあるようなので、
それで起動するときの設定とやり方を書いておく。
Windows で Flutter ?
Android Studio とか Visual Studio Code で動かすんでもいいんだけどさ。
俺は個人的には Windows でも動かしたいわけなんですよ。
それが出来るなら、3つの環境で動くクロスプラットフォーム環境だし、
ソースコード1個しか書かなくて済むから、とても気楽なんだよね。
Visual Studio 2019 をインストールする
Visual Studio 2019 をインストールする。Visual Studio Community 2019でいい。
ダウンロードして、インストールするだけ。
Visual Studio 2019 で使うものをインストールしておく
以下が必要なようだ。
- C++ によるデスクトップ開発
- MSBuild
- MSVC v142 - VS 2019 C++ x64/x86 ビルドツール
- Windows 10 SDK (最新)
Visual Studio 2019 を起動して、メニューから「ツール」「ツールと機能を取得」を選択。
Visual Studio Installer が起動するので、
赤枠のところにチェックが入っているようにして、インストールを行う。
Flutter に Windows を認識してもらう
デフォルトだと Windows 用の機能が無効になっているので有効にしてもらう。
念の為Flutterを更新してから、 --enable-windows-desktop を設定して、
機能を有効にする。
C:\src>flutter channel master
C:\src>flutter upgrade
C:\src>flutter config --enable-windows-desktop
これでOK。この後、デバイスリストを取得すると、
↓こんな感じに Windows をデバイスとして認識できるようになる。
C:\src>flutter devices
1 connected device:
Windows (desktop) • windows • windows-x64 • Microsoft Windows [Version 10.0.18363.997]
これで Windows 上でも Flutter を使ったアプリが起動できるようになった。
参考
- Desktop support for Flutter
- https://flutter.dev/desktop
- でもまだTechnicalPreviewだからか、Windowsの記載がない
- FlutterでWindowsデスクトップアプリのネイティブ連携をする