きっかけ
国際線の飛行機内で"Blackberry"シリーズを製造する会社"RIM"社の栄枯盛衰を描いた映画「BlackBerry」を鑑賞したことがきっかけ。
映画での立ち位置
iPhoneの登場に対抗しRIM社が発売した、タッチパネル搭載+BlackBerryで人気のクリック感を組み合わせたもの。
時間と人的リソースが足りず、発注を中国にしたため、不良品が大量発生。リコールにより5億ドルの損失を計上した曰くつきのスマホ。日本未発売
ブラックベリーの嵐 Blackberry Storm
売っている人がいた
起動まで
コメントで「10年前は普通に使ってました」とあり、一抹の不安を抱えながら起動…
調べてみると、「BlackBerry Desktop Manager」からのOS再インストールで行けるらしい
How to fix BlackBerry App Error 200
ということで、このソフトをインストールし、端末とUSBで接続して再起動。
端末のパスワードを入力する必要があるみたいなのだが
当然わからず10回わざと間違え、デバイスを初期化することにした
すると
つながった!(ん?9520? まあいいか...)
そして
初期化したら「App Error 200」もなぜか解消し、起動した
動作確認
タッチパネルなのに画面が押し込め、クリックできる感覚が新鮮。結構力がいるが、10年の劣化なのか素なのかは分からない。
(まあ、当時はタッチパネルの方が新鮮だったわけだが。)
タッチだけではクリックはできず、スクロールと画面が反応する(マウスを置くイメージ)だけ。
北米版のためか、Simをどう改造しようにも日本では接続できないらしい。
Wi-Fiからは接続できたのでブラウザを起動。
なお、某俳優の方のHPは表示できた。
北米版の機種のため、日本語対応していないので文字がバグってるが。。
感想
クリック感は面白いが、iPhoneの後追い感が否めない。
焦って後追い商品を発売することは悪手だが、どうしようもなかったのだろうなぁ。
iPhoneの栄光の陰には、いろいろな物語があったのだなぁ。。
ちなみに、冒頭で紹介した映画はとてもおすすめ。
スタートアップのわくわく感から、大企業の上役になった気分が味わえる。