情報処理技術者試験の一つである応用情報技術者試験に合格するための最短経路をまとめました。試験が苦手な方でも効率よく学習できるよう、実践した具体的なステップを紹介します。私が受けたときとはだいぶ試験の様子も変わっているようですが、基本は同じはずです。
午前試験対策
過去問を解きまくる
通勤時間やスキマ時間を活用して、過去問をひたすら解きます。以下のサイトが非常に便利です。スマホ1つあればランダム問題にし、ひたすら10問中8問以上の正解がコンスタントに出るまで繰り返し解き続けてください。
また、過去問を繰り返し解く中で、問題文と回答をほぼ丸暗記します。百人一首を覚える感覚で記憶するのがおすすめです。(問題文の冒頭を見たら、回答記号と回答の冒頭が出てくるような感じ)
新しい問題への対応
午前の2割り程度は新しい問題が出題されることが多いです。
そのため、時事ネタの対策も忘れずに行いましょう。直近の情報セキュリティ事故やニュースを調べておくと良いです。以下の情報源を参考にしてください:
午後試験対策
1. 過去問を5年分解く
午前と同じく、ひたすら過去5年分くらいの午後試験の問題を解きます。
解く中で、自分が理解しやすい問題や得意なテーマをピックアップし、取り組む分野を5–6つに絞り込みましょう
2. 慣れを重視
午後試験では問題に慣れることが最重要です。特に
- 分野ごとの注意点
プロジェクトマネジメント:
プロジェクトマネジメントの手法そのものに基本パターンが多く、工夫された問題が出ることは少ないため、練習の効果が出やすい分野
データベース(DB):
応用情報では複雑な内容は出題されにくい
組み込みシステム:
基礎的な内容が多く、パターン化されていることが多い
総括
試験対策の鍵は「徹底した過去問演習」と「覚えるべき内容を効率的に覚える」ことです。特に、午前試験では問題文を覚える勢いで取り組み、午後試験では得意分野に注力することで効率的な学習が可能です。また、時事ネタや直近のトレンドに対応することで、試験本番でもスムーズに対応できるようになります。苦手意識を克服し、ぜひ合格を目指しましょう!
ただし、この内容は試験に合格する方法です。実践で役に立つ体系的知識を身に着けたり、行動力を養うものではありません。 目的が手段になってしまわないように注意しましょう。
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