タイトルの通りですが、本番環境で動かしているRDSのリザーブドインスタンスを購入してみました。
リザーブドインスタンス(Reserved-Instances 以下RI)とは
公式ドキュメントや多くの記事が既に存在するので詳しくは割愛しますが、
要は、RDS使用料を先払いor予約することで割安に使えるサービスのことです。
しかも、面倒な設定は一切不要で、コンソール画面上からポチポチクリックするだけです。
どのくらい安くなったか
現在、本番環境で使用しているインスタンスは、db.m6g.largeです。
計算して表にまとめてみました。1年設定です。
1ドル=160円 | 前払い | 月額 | 合計 | 割引率 |
---|---|---|---|---|
通常 | 0円 | 24,411円 | 292,934円 | 0.0% |
前払い無し | 0円 | 16,912円 | 202,944円 | 30.7% |
部分前払い | 96,640円 | 8,048円 | 193,216円 | 34.0% |
全て前払い | 189,440円 | 0円 | 189,440円 | 35.3% |
なんと、前払いしなくても3割引きで利用できてしまいます。
金額にして年間9万円です。
前払いすると、そこからさらに1~2万円お得になります。
先払いに関しては、利用者それぞれの資金繰りがあるので一概に言えませんが、
現在(2025年1月)の情勢を鑑みても、円安一辺倒のご時世、
為替リスクも小さい(むしろ先払いすべき?)のではないでしょうか。
詳しくは調べていませんが、RIを購入したあと、
RDSのインスタンスを変更したくなった場合、変更後のインスタンスに対しても、
AWSがよしなに計算して割引してくれるっぽいです。
RDSのインスタンスを止める予定がほぼ無い場合は積極的に利用していくべきソリューションだと思います。