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【Windows】 robocopy コマンドのメモ

Last updated at Posted at 2015-02-05

robocopy

Linux の rsync 的なコピーコマンド。

Windows Vista 以降、Windows Server 2008 以降では標準コマンドとして用意されている。
Windows 2000, XP, Windows Server 2003 はリソースキットをダウンロードして利用可能。

以下、自分でよく利用するオプション。

使用法 : ROBOCOPY コピー元 コピー先 [ファイル [ファイル]...] [オプション]

コピー元 : コピー元ディレクトリ (ドライブ:\パスまたは \\サーバー\共有\パス)。
コピー先 : コピー先ディレクトリ (ドライブ:\パスまたは \\サーバー\共有\パス)。
ファイル : コピーするファイル (名前/ワイルドカード: 既定値は「*.*」です)

使用例 : ROBOCOPY D:\temp N:\TEMP /log:N:\TEMP_LOG.TXT /TEE /NP

オプション

オプション 説明
/S サブディレクトリをコピーしますが、空のディレクトリはコピーしません。
/E 空のディレクトリを含むサブディレクトリをコピーします。
/PURGE 既にコピー元に存在しないコピー先のファイル/ディレクトリを削除します。
/COPY:コピーフラグ ファイルにコピーする情報 (既定値は /COPY:DAT)。
(コピーフラグ: D= データ、A= 属性、T= タイムスタンプ)。
(S= セキュリティ =NTFS ACL、O= 所有者情報、U= 監査情報)。
/MIR ディレクトリ ツリーをミラー化します (/E および /PURGE と同等)
/LOG:ファイル ログ ファイルに状態を出力します (既存のログを上書きします)。
/LOG+:ファイル ログ ファイルに状態を出力します (既存のログ ファイルに追加します)。
/NP 進行状況なし - コピーの完了率を表示しません。
/TEE コンソール ウィンドウとログ ファイルに出力します。
/R:n 失敗したコピーに対する再試行数: 既定値は 1,000,000。
/W:n 再試行と再試行の間の待機時間: 既定値は、30 秒です。
/REG 既定の設定としてレジストリに R:n と /W:n を保存します。

その他

コピー時のアクセス権エラー

WindowsからNASにコピーする際、次のようなエラーが出力されることがある。
(詳細は調べていないが、LAN内でWindowsからLinuxへコピーする際?)

30 秒間待機しています... 再試行しています...
2015/02/05 01:59:03 エラー 5 (0x00000005) ファイル属性を変更しています m:\temp\
アクセスが拒否されました。

この問題を回避するには、コピーの際に属性情報を含めないようにすれば良いようです。

robocopy d:\temp m:\temp /copy:DT

copyオプションのデフォルト値は DAT
D:データ
A:属性情報
T:日付情報
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