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Armbianのセットアップ方法

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はじめに

こんにちは、Armbianの情報を増やそうと必死なbockringです。
今回は今更ですがArmbianのインストール方法を解説していこうと思います。

インストール、そしてセットアップの順に説明していきます。

なお、この記事では訳分からんぐらい丁寧に解説(自称)しています。Qiiterの皆様はさっさとスキップして途中から読めばOKです。

執筆時点でのバージョンなど

この記事ではPine64 and LTS用のArmbian 24.5.1 jammy, Bookworm(デスクトップ版)を基準に執筆しています。ボードの種類やバージョンによって少し異なる可能性がありますが、その点はご了承ください。

インストール

まず、インストールの手順です。

1 準備する物

最低限、準備する物は
・使用するボードに対応するリムーバブルメディア(SD/USBフラッシュなど)
・インターネットが使用可能なPC(当たり前)
・使用対象のデバイス(当たり前)
です。

2 Armbianのisoファイルのダウンロード

まず、Armbianの公式サイトから対象デバイスを選択してダウンロードします。

3 書き込みの準備

大概の方は既に入ってるかと思いますが、EtcherやRufusなどの isoファイルを焼くソフトをインストールしておきましょう。準備できたら用意したリムーバブルメディアをPCに差し込みます。

このとき、慣れていない方は事故防止のため使わないUSBフラッシュなどは全て抜いておきましょう。万が一別のドライブ消し飛ばしたらたまったもんじゃないですからね。

4 書き込み

isoファイルを選択し、メディアを選択します。そして書き込みを開始します。時間がかかるので気長にコーヒーやお茶でも飲みながら待ちましょう。なんならブラウザでYoutubeの十数分のどうがをみてもいいかもしれません。

5 取り出しとデバイスへの挿入

書き込みが終了したらドライブを取り出しましょう。そして対象デバイスの電源がOFFになっていることを確認してから差し込みます。

インストール対象がダウンロードを実行したPCやその他のWindowsやmacOS X(OSX)が動作するデバイスの場合はブートドライブを選択できるモードにしましょう。Windows機なら機種によってはセキュアブートをBIOS設定から無効にしておく必要があります。

6 電源ON

あとは電源をONにするだけです。電源を差し込むなり電源ボタンを押すなりしてください。

この後、画面に文字列が表示されます。ひたすら待ちましょう。そして次の項目に進んでください。

セットアップ

ここからは電源をONにした後のセットアップについて説明します。

7 rootのパスワードの設定

まず、起動したらひたすら待ち、rootのパスワードの設定が問われるまで待ちましょう。そしてrootのパスワードを設定します。数字4桁とかでOKです。簡単な物だと、警告が出ますが、気にせずOKして進んでください。ですが、念のためメモをしておきましょう。おそらく使いませんが。

8 ユーザー名の決定

次に、ユーザー名を何にするか問われます。好きな名前でOKです。私の場合、「bockring」としています。

9 ユーザー用パスワードの設定

ユーザーログインや管理者権限の実行に必要なパスワードです。こちらは強固な物を設定しましょう。1度入力した後、確認でもう1度入力してください。

10 リアルネームの設定

単純に表示される名前なだけです。表示されてる物は変えずにそのまま進んでOKです。

11 居住地・時差の設定

これは順番に「Japan」、「Asia」、「ja_jp」を設定すればOKです。大文字小文字は違っているかもしれませんが気にせず進んでください。

設定時、これの前に「インターネットの情報を元に設定しますか?」と聞かれますが、NOにしてください。厄介なことになる場合があります。

12 確定確認

そのままOKで進んでください。

13 設定完了

これでセットアップは終了です。デスクトップ画面が表示されるまで待ちましょう。

起動後の設定

ここでは、言語の変更などの設定を行います。必要な方のみ行ってください。

14 アプリケーションセンターのインストール

こそソフトを使用すればアプリをインストールするときこのアプリからグラフィカルインストールができます。ターミナルを開き、

Install gnome-software
user@pine64:~$ sudo apt-get install gnome-software -y

「user」のところは違いますが、「sudo」以降のコマンドを入力してください。

15 言語の変更

アプリケーション一覧から「Settings」を開き、検索ボックスに「Language」を入力してください。そして言語を「Japanese」にしてください。インストール完了後、再起動を要求されますので、許可してください。

16 ネットワークのセットアップ

有線なら差し込めばセットアップ完了しますが、Wi-Fiなら起動後に設定します。同じく「設定」から「Wi-Fi」を選択し、使うネットワークを選択、そしてWi-Fiパスワードを入力してください。

インストール終了後

これでセットアップは終了です。あとは普通のPCと同じ様に使用できます。CLI版では操作が違いますが、CLI版を使用する方に私からの説明が必要な方はいないでしょう。

おわりに

これでセットアップ方法が分かれば幸いです。情報に不足・誤り等あればコメントへどうぞ。

それではまた〜

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