はじめに
こんにちは。今更感しかない記事を書くbockringです。
かなり前(2022年10月5日)からWindows 11へのアップグレードが有償化されましたよね。別にそれだけなら良いのですが、まだ使ってる方も多いであろうWindows 10は2025年10月14日にサポートを終了します。つまりもう1年半も無い訳です。しかし、Windowsは高いという問題もあります。ということでUbuntuに移行しよう、という内容です。
ちなみになぜUbuntuかと言われれば安全で完全無料、そして扱いやすいからですね。企業向けの一部のバージョンは有料ですが、基本的には無料です。
この記事は移行の方法などを知りたい方向けです。
PCの知識をお持ちの方(コマンドプロンプトをハードに使用している方やディレクトリエディタをご使用の方など)はこんな記事なんて見ないでDebianのClient版にでもしてしまいましょう。
Ubuntuとは
UbuntuはLinux系のOSで、Debianがベースになっています。Linuxと聞くと
「コマンドなんて私にはとても扱えないわ! キャッ」
という方も多いのでは無いでしょうか。なんなら
「Linux? 何それ。でもなんか難しいんでしょ?」
って方もいるかもしれません。
ご安心ください。UbuntuはGUIの強化や利便性の強化などがされており、コマンドとは無縁のまま使用が可能なOSです。
ネット上ではチラホラ言われていますが、Windowsからの移行はLinuxとも言われ始めているほど、Linuxの需要が高くなっています。
WindowsとUbuntuの違い
もちろん、中身は違うので操作感も違うところがあります。それは
- .exeファイルが使用できない(例外あり)
- タスクバーの位置
- 入れられるアプリケーションの種類
など、違いはあります。しかし、アイコンが大きいので老眼でも安心です。
ちなみに、Microsoft 365(旧Office 365)は使用できません。でも大丈夫です、Ubuntuには標準でLibre Officeがインストールされています。操作感はあまり変わりません。ご安心ください。Chromeも使えます(Chromiumも殆ど同じものです)。
先ほど、exeは使用できないと述べましたが、その代替ソフトがあることも多いですし、exeファイルもWineを通せば一応動作します。そして、「どうせソフトのインストールはコマンドなんでしょ?」 とか思ったそこの貴方、大丈夫です。Windowsで言うMicrosoft ストアに代わるGnome Softwareという視覚的にインストールが可能なソフトが標準でインストールされています。
そして何より、Windowsよりも幅広いデバイスで使用可能、つまり連携がしやすくなっています(Googleアカウントなどに結びつけることも可能・後述)。これができるのは多くの企業から「Ubuntuは安全だ」と認められていると捉えることもできます。
インストール方法
インストールは至って簡単。
①Ubuntuのファイルをダウンロードする
②Etcher(書き込みソフト)をインストールする。※書き込みソフトであれば何でも構いません。
Windows用をダウンロードする
③Etcherを開き、Select Imageを選択し、Ubuntuのファイルを指定する。(amd64.isoで終わるファイルです)
④USBメモリーを挿し、Select DriveからUSBメモリーを指定する。
⑤Flash! を選択し、書き込む。
⑥完了後、USBメモリーを抜く。
残したいファイルはこの先に進む前に書き込んだUSBメモリーとは別の保存媒体(SDカードやUSBメモリーなど)に保存をしてください。ここで保存をしていないと、ファイルは全て消えてしまいます。
⑦PCのメーカーサイトでUSBブートの方法を検索する
⑧電源を切る
⑨USBメモリー(Ubuntu)を挿し、電源を入れる。
電源を入れたらBIOSを起動し、USBブートを有効にすること。
⑩画面の指示に従いインストール
+
必要があればデータの移行をする
これだけです。文字を打つのはユーザー名の指定とパスワードの設定とWi-Fiの接続ぐらいです。
おわりに
Ubuntu、使いやすいでしょ?(圧)
ということでUbuntuの使用をすヽめてきましたが、Ubuntuの良いところは開発が継続されているので、アップデートもしっかりできます。Windowsのようなデバイス制限もかなり緩いですし、幅広いデバイスで使用可能なことがメリットです。
それではまた〜