[AWSマイスターシリーズ] Instance Store & Elastic Block Store
AWS上のストレージサービス
EC2にマウント | バックアップ | 複数地点での冗長化 | 揮発性 | |
---|---|---|---|---|
InstanceStorage | o | o | ||
EBS | o | |||
StorageGateway | o | o | ||
S3 | o | o | ||
Glacier | o | o | ||
kinesis | o | |||
SQS | o | |||
RDS | o | |||
DynamoDB | o | |||
SimpleDB | o | |||
ElasticCache | o |
InstanceStore ポイント
- サイズ、個数、ディスクタイプ等がEC2インスタンスタイプで決まっている
- ローカルディスクのためネットワークの影響を受けにくい
- インスタンスを停止するとデータは消去される *再起動の場合は消えない
- スナップショット機能はなし
- インスタンス間での付け替え、共有不可
- 一つのEC2に対して複数のアタッチは可能
EC2に接続するEphemeralDisk数の変更
EC2起動後はInstanceTypeを変更しても、InstanceStoreは変更できないため再度AMIから選択する必要がある。
サイズの変更はできないので、複数のDiskをOSからストライブし拡張する。
スワップ領域としての活用
※AWSは物理環境では無いため、メモリのオーバーコミットができない。
→メモリ容量の小さいt1.microとc1.mediumのLinuxでは900MBのデバイスが割り当てされておりSwapOnすることで利用が可能になる
EphemeralDiskのBlockDeviceMappingの表示
EC2は確認できない。AMIは可能。
起動中のEC2のBlockDeviceMappingを確認するには以下コマンドからメタデータ情報を参照する
$ GET http://{pubricIP}/latest/meta-data/block-device-mapping/
M3インスタンスでのInstanceStore
新型CPUを搭載したインスタンスタイプ、従来はEBSのみの接続だったがSSDが選択可能になった。
EBS ポイント
- 1GBから1TBまで
- データは永続的に保存される
- 一つのEC2に複数のEBSをアタッチできる
- AZに存在する
- 他のEC2に付け替え可能
- スナップショットから他のAZにEBSを複製可能
- ネットワーク接続だがネットワークを意識せず利用できる
スナップショットとは
- EBSの特定時点のスナップショットをS3に保存(安価な長期保存ができる)
- 2回目以降は差分のみS3に保存される
- スナップショットのバージョン管理ができる
- EBSボリュームを作成・復元ができる(AZまたぐのも可能)
- AWSアカウント間での共有が可能
- EBSのサイズ変更はスナップショットを活用する
初のリージョン間機能 SnapshotCopy
作成したスナップショットをリージョン内、リージョン間問わずコピーする機能
対象:EBS、MarketPlace、VMimport経由のAMI、StorageGateway、RDS、Redshiftのスナップショット
Provisioned IOPS
- IOPSが指定できるEBS(EBS-Optimizedインスタンスの利用を前提としている)
- IOPS値は100から4000の間で1刻みで指定可能(通常は2000まで)
- EC2の作成時に合わせて作成
EBS-OptimizedInstance
- EBSようにネットワーク帯域を最適化
- 確保される帯域500Mbps〜2000Mbps(HPC以外・従来は1000Mbpsまで)
- StandardEBS選択時にも効果あり
- ProvisionedIOPSと組み合わせることでI/Oが最適化される
- 対応インスタンスタイプが大幅に増加した
PIOPSとEBS-Optimizedの組み合わせ
StandardEBS - EBS-Optimized EC2 → IOが安定
PIOPS EBS - EBS-Optimized EC2 → 高速なIOが安定
PIOPS EBS - EBS-Optimized EC2 → 非推奨