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InstanceStoreとElasticBlockStore要点まとめ

Last updated at Posted at 2014-09-02

[AWSマイスターシリーズ] Instance Store & Elastic Block Store

AWS上のストレージサービス

EC2にマウント バックアップ 複数地点での冗長化 揮発性
InstanceStorage o o
EBS o
StorageGateway o o
S3 o o
Glacier o o
kinesis o
SQS o
RDS o
DynamoDB o
SimpleDB o
ElasticCache o

InstanceStore ポイント

  • サイズ、個数、ディスクタイプ等がEC2インスタンスタイプで決まっている
  • ローカルディスクのためネットワークの影響を受けにくい
  • インスタンスを停止するとデータは消去される *再起動の場合は消えない
  • スナップショット機能はなし
  • インスタンス間での付け替え、共有不可
  • 一つのEC2に対して複数のアタッチは可能

EC2に接続するEphemeralDisk数の変更

EC2起動後はInstanceTypeを変更しても、InstanceStoreは変更できないため再度AMIから選択する必要がある。
サイズの変更はできないので、複数のDiskをOSからストライブし拡張する。

スワップ領域としての活用

※AWSは物理環境では無いため、メモリのオーバーコミットができない。
→メモリ容量の小さいt1.microとc1.mediumのLinuxでは900MBのデバイスが割り当てされておりSwapOnすることで利用が可能になる

EphemeralDiskのBlockDeviceMappingの表示

EC2は確認できない。AMIは可能。
起動中のEC2のBlockDeviceMappingを確認するには以下コマンドからメタデータ情報を参照する

$ GET http://{pubricIP}/latest/meta-data/block-device-mapping/

M3インスタンスでのInstanceStore

新型CPUを搭載したインスタンスタイプ、従来はEBSのみの接続だったがSSDが選択可能になった。

EBS ポイント

  • 1GBから1TBまで
  • データは永続的に保存される
  • 一つのEC2に複数のEBSをアタッチできる
  • AZに存在する
  • 他のEC2に付け替え可能
  • スナップショットから他のAZにEBSを複製可能
  • ネットワーク接続だがネットワークを意識せず利用できる

スナップショットとは

  • EBSの特定時点のスナップショットをS3に保存(安価な長期保存ができる)
  • 2回目以降は差分のみS3に保存される
  • スナップショットのバージョン管理ができる
  • EBSボリュームを作成・復元ができる(AZまたぐのも可能)
  • AWSアカウント間での共有が可能
  • EBSのサイズ変更はスナップショットを活用する

初のリージョン間機能 SnapshotCopy

作成したスナップショットをリージョン内、リージョン間問わずコピーする機能
対象:EBS、MarketPlace、VMimport経由のAMI、StorageGateway、RDS、Redshiftのスナップショット

Provisioned IOPS

  • IOPSが指定できるEBS(EBS-Optimizedインスタンスの利用を前提としている)
  • IOPS値は100から4000の間で1刻みで指定可能(通常は2000まで)
  • EC2の作成時に合わせて作成

EBS-OptimizedInstance

  • EBSようにネットワーク帯域を最適化
  • 確保される帯域500Mbps〜2000Mbps(HPC以外・従来は1000Mbpsまで)
  • StandardEBS選択時にも効果あり
  • ProvisionedIOPSと組み合わせることでI/Oが最適化される
  • 対応インスタンスタイプが大幅に増加した

PIOPSとEBS-Optimizedの組み合わせ

StandardEBS - EBS-Optimized EC2 → IOが安定
PIOPS EBS - EBS-Optimized EC2 → 高速なIOが安定
PIOPS EBS - EBS-Optimized EC2 → 非推奨

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