dip株式会社のアドベントカレンダー24日目です。
Typescriptを使ってフロント開発・スクラムマスターしている@bo469maです。
今回はTwitter年越しを快適にするために工夫した話を書きました。
ラノベ風のまとめ
slackで絵文字ネイティブになった社会人は、
日本語入力と絵文字タブと相いれないので、
プロパティファイルとユーザー辞書で絵文字入力ユートピアを作る。
背景
年末の音楽番組だったり、駅伝だったりお笑いを見て
パソコンでTweetdeckで実況ツイしてTLのお友達とわいわいするのが恒例なのですが
いつも絵文字を入れようとすると...
:mu
タブ
タブ
タブ
タブ
タァァァァァァァブ(力強いキー音)
出ない!!
いつもslackで脊髄反射で打ってる絵文字がでない!!!!!
:muscle:
フルで打っても出ない!!!
💪を打ちたいだけなのに!!
そう!ここはいつものslackのtimes(雑談チャンネル)ではないのである!!!!
じゃ、muscle
じゃないなら何を打てばいいの...?
右腕 筋肉 絵文字
検索
=>ちからこぶという意味
ちからこぶ
で変換できるの?
ちからこぶ→💪昆布
君ちから
なの...?
muscle=ちからは確かにそうだけども....
でも君は私にとってmuscleでしかないの....
絵文字タブとか絵文字キーボードから探し出すほど送りたいわけではないし...
そうだ、どうにか:muscle:
で💪を出してもらうようにしよう(決意)
実践してみた
略語とかお馴染みのユーザー辞書登録をしていきます。
Macの右上のキーボード設定からユーザー辞書を編集...
を選びます。
(それかシステム環境設定>キーボード>ユーザー辞書を開きます。)
普通に略語の時は入力にひらがな
、変換に漢字
のところを、
入力にslackの:emoji:
を、変換に絵文字
を入れます。
試しに登録できてるか書いてみます。
:muscle:
と入力した後、変換候補が出て、スペースを押すと変換できるようになりました💪💪
もっともっと実践する
ユーザー辞書のバックアップ方法を利用して、一度にたくさん登録する。
ユーザー辞書の項目を選択してデスクトップにドラッグすると、
.plist
が生成されます。
(複数選択してドラッグ→ユーザー辞書.plist
、単体選択してドラッグ→変換.plist
が出ると思います)
先程の登録した💪のplistを開くと、以下のコードが記述されてます。
XML: 💪 .plist
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd">
<plist version="1.0">
<array>
<dict>
<key>phrase</key>
<string>💪</string>
<key>shortcut</key>
<string>:muscle:</string>
</dict>
</array>
</plist>
比較用にもう一つ絵文字🎁を追加して、ユーザー辞書のplistを開くと、
XML: ユーザー辞書 .plist
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd">
<plist version="1.0">
<array>
<dict>
<key>phrase</key>
<string>💪</string>
<key>shortcut</key>
<string>:muscle:</string>
</dict>
<dict>
<key>phrase</key>
<string>🎁</string>
<key>shortcut</key>
<string>:present:</string>
</dict>
</array>
</plist>
(注:絵文字が入っているとcodeブロックがうまく機能しない様子)
コードを見るとphrase
が変換、shortcut
が入力にあたりそう。
<dict>~</dict>
の中身を繰り返せば一度に他の絵文字も登録できそう...?
追加したい絵文字をそのままユーザー辞書.plist
に書き足してみる。
XML: ユーザー辞書 .plist
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd">
<plist version="1.0">
<array>
<dict>
<key>phrase</key>
<string>💪</string>
<key>shortcut</key>
<string>:muscle:</string>
</dict>
<dict>
<key>phrase</key>
<string>🎁</string>
<key>shortcut</key>
<string>:gift:</string>
</dict>
<dict>
<key>phrase</key>
<string>🎅</string>
<key>shortcut</key>
<string>:santa:</string>
</dict>
<dict>
<key>phrase</key>
<string>🎉</string>
<key>shortcut</key>
<string>:tada:</string>
</dict>
<dict>
<key>phrase</key>
<string>🎄</string>
<key>shortcut</key>
<string>:christmas_tree:</string>
</dict>
<dict>
<key>phrase</key>
<string>🍺</string>
<key>shortcut</key>
<string>:beer:</string>
</dict>
<dict>
<key>phrase</key>
<string>😍</string>
<key>shortcut</key>
<string>:heart_eyes:</string>
</dict>
<dict>
<key>phrase</key>
<string>🥺</string>
<key>shortcut</key>
<string>:pien:</string>
</dict>
<dict>
<key>phrase</key>
<string>🍰</string>
<key>shortcut</key>
<string>:cake:</string>
</dict>
<dict>
<key>phrase</key>
<string>🎂</string>
<key>shortcut</key>
<string>:birthday:</string>
</dict>
<dict>
<key>phrase</key>
<string>🙏</string>
<key>shortcut</key>
<string>:pray:</string>
</dict>
<dict>
<key>phrase</key>
<string>🙇</string>
<key>shortcut</key>
<string>:bow:</string>
</dict>
</array>
</plist>
これをこのままユーザー辞書にドラッグ&ドロップする。
やった〜〜〜🥳🥳🥳🥳🥳たくさん一度に登録できた〜〜〜🎉🎉🎉
これで急いでる時でも🙇できるし、🙏できる!
快適なemojiライフの始まり始まり〜〜😍
いつか実践できるようにしたい
この方法だと:muscle:
をフルフルで入力する必要があるので、
slackみたいにtabだったり、
:スタートの入力+何かのボタン
をトリガーに補完してくれるアプリが欲しいと思いました。
また、Googleの検索欄など、英字変換が機能しないこともあるので、他の実践方法を模索したいですね。
補足
AppleID🍎のiCloud☁️の連携をしていれば、
Mac💻のユーザー辞書に設定した絵文字たちは
iPhone📱のユーザー辞書にも反映されます。
(長いものは変換に出てこないので、iPhone用に短い読みで登録するのがおすすめです)
余談
ちな、この記事を書いてる時、
QiitaはWindows風の可愛い絵文字に
ドンドン変換してくれて
嬉しみがヤバたんでした
まーじバイブステンアゲ
天下統一果たした豊臣尊み〜
って感じだったので、
こういうフォーマットを使いこなせる記事を
もっともっと
書いてみたいと改めて思いました。