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raspberry pi4 でGroupSessionをつかう! 「前編」

Last updated at Posted at 2023-10-17

初心者の私が、ラズベリーパイとグループセッションをインストールした記録です。
この記事が参考になれば幸いです。

◎必要なもの

 raspberrypi4 : モデルはご自由に。 私はお決まりの8GBモデルです。
 SDカード   : 速度早めで、8GBは最低限あったほうがよいかも。
 USBメモリ   : 転送速度早めがいいですね。
 その他、電源、モニタ、マウス、キーボードは任意でお願いします。 モニタレスで
 インストール可能ですが、初心者向けとして説明は省きます。

◎OSインストール方法は割愛します。
 私が書くよりとても参考になる記事がたくさんあります。

◎まずはじめにjavaのインストールです。

```・以下のディレクトリに移動します。
  # cd /usr/lib/jvm  こちらのディレクトリに移動します。

   なければ作成してください。   作成方法は、# mkdir /usr/liv/jvm

・次に、javaのデータをダウンロード・解凍します。
 Groupsessionの推奨が少し前のバージョンだったので、こちらを選択しています。

  # wget -c https://cdn.azul.com/zulu-embedded/bin/zulu11.43.100-ca-jdk11.0.9.1-linux_aarch64.tar.gz

  ・解凍します

  # tar -zxvf zulu11.43.100-ca-jdk11.0.9.1-linux_aarch64.tar.gz

・ダウンロードしたjavaを使うように設定します。

   # update-alternatives --install /usr/bin/java java /usr/lib/jvm/zulu11.43.100-ca-jdk11.0.9.1-linux_aarch64/bin/java 100

   # update-alternatives --config java

  ・使用するjavaを番号で選択するよう促されたら、0でいいかな? 選択してください。
   その後、使用するjavaのバージョン確認です。
   # java -version

  ・以下のようなに出力されましたか? 私の場合、以下の出力になりました。

   root@raspberrypi:/usr/lib/jvm# java -version
   openjdk version "11.0.9.1" 2020-11-06 LTS
   OpenJDK Runtime Environment Zulu11.43+100-CA (build 11.0.9.1+1-LTS)
   OpenJDK 64-Bit Server VM Zulu11.43+100-CA (build 11.0.9.1+1-LTS, mixed     mode)
   root@raspberrypi:/usr/lib/jvm# 

◎javaのインストールを終えたら、環境変数を編集します。

   # ls -l /etc/alternatives/java

  ・私の環境下では以下の出力です。
   # ls -l /etc/alternatives/java
   lrwxrwxrwx 1 root root 64 11月  7  2020 /etc/alternatives/java -> /usr/lib/jvm/zulu11.43.100-ca-jdk11.0.9.1-linux_aarch64/bin/java
   root@raspberrypi:/usr/lib/jvm# 

  ・グループセッションのサイトにも解説がありますが、以下コマンドで反映させます。

# echo "JAVA_HOME=/usr/lib/jvm/zulu11.43.100-ca-jdk11.0.9.1-linux_aarch64/bin/java” >> /root/.bash_profile

  ※上記コマンドで「>」となったら、ctrl+dで抜けてください。
   正しい方法なのか不明ですが、私はそのように操作して作業を進めています。

   # echo "PATH=\$JAVA_HOME/bin:\$PATH" >> /root/.bash_profile
   # echo "export PATH" >> /root/.bash_profile

   # source /root/.bash_profile

  ・最後のコマンドで反映されますが、NGであれば以下の操作をしてください。

   # nano /root/.bash_profile

  ・正しくなっていれば以下の記述があると思いますが、なければ全て消してコピペして
   頂いても構いません。

   JAVA_HOME=/usr/lib/jvm/zulu11.43.100-ca-jdk11.0.9.1-linux_aarch64/bin/java
   PATH=$JAVA_HOME/bin:$PATH
   export PATH

  ・記述(コピペ)したのち、ctrl+oで上書き、ctrl+xでエディタから抜けます。

  ・この辺で一旦再起動させてください。

◎再起動後、次にtomcatのインストールです。

 ・インストール先は# /opt/配下にします。
   # cd /
   # cd /opt/
   # wget https://dlcdn.apache.org/tomcat/tomcat-9/v9.0.82/bin/apache-tomcat-9.0.82.tar.gz

 ・上記コマンドでダウンロードした後、解凍します。
   # tar -zxvf apache-tomcat-9.0.82.tar.gz

   # ls
  apache-tomcat-9.0.82.tar.gzとapache-tomcat-9.0.82が色違いで確認できると
  思います。

  ・今後の設定段階でディレクトリ名が長いと面倒なので、名称変更します。
   # mv apache-tomcat-9.0.82 tomcat9
   #ls

 ・この結果、apache-tomcat-9.0.82.tar.gzとtomcat9が色違いで確認できると思います。

◎tomcatを使えるよう環境変数を編集します。
java同様、公式サイトにも記載されている通り、パスを修正してコマンドで行います。
コマンドラインがおかしくなった場合、javaのところと同じくctrl+dで抜けてください。

   # echo "CATALINA_HOME=/opt/tomcat9” >> /root/.bash_profile; echo "PATH=\$CATALINA_HOME/bin:\$PATH" >> /root/.bash_profile
   # echo "PATH=\$CATALINA_HOME/bin:\$PATH" >> /root/.bash_profile
   # echo "export PATH" >> /root/.bash_profile
   # source /root/.bash_profile

   ・環境変数の編集が間違いないか確認するのであれば、以下のコマンド操作をします。
   # nano /root/.bash_profile

  ・以下記述を確認ください。

  JAVA_HOME=/usr/lib/jvm/zulu11.43.100-ca-jdk11.0.9.1-linux_aarch64/bin/java
  PATH=$JAVA_HOME/bin:$PATH
  export PATH
   CATALINA_HOME=/opt/tomcat9
   PATH=$CATALINA_HOME/bin:$PATH
   export PATH

  ・このようになっていれば大丈夫です。駄目ならコピペしてください

◎windowsではありませんが、このらで再起動させてtomcatの起動確認と進みます。
 画面上で再起動、コマンドラインであれば# reboot でOKです。

  ・ラズパイが起動しましたら、tomcatを起動させます
   
   # ./opt/tomcat9/bin/startup.sh

  何かしらコマンドラインに表記されると思いますが、エラー的な記載が内容であれば
  他マシンまたはラズパイ自身で「http://localhost:8080」にアクセスしてください。

  間違いがなければapachr-tomcatの画面がでてきます。
  私はtomcatの画面が出ないようにしているのでスクショはありませんが、イメージ図を添付します。
Screenshot 2023-10-17 at 12-19-06 Apache Tomcat® - Welcome!.png

◎tomcatの起動確認を終えたら、tomcatを一度止めて自動起動の設定を行います。

  ・以下のコマンドでtomcatを停止させます。

   # /opt/tomcat9/bin/shutdown.sh

  ・自動起動させるためのファイルを新規作成します。
   # nano /etc/systemd/system/tomcat9.service

  ・エディタが開くので、以下を記述します。

[Unit]
Description=Apache Tomcat9
After=network.target
#ConditionPathExists=/opt/tomcat9

[Service]
User=******  ← ユーザ名は自身で作成したユーザ名です。
Group=****** ← こちらも同様です。
Type=oneshot

WorkingDirectory=/opt/tomcat9/bin

ExecStart=/opt/tomcat9/bin/startup.sh
ExecStop=/opt/tomcat9/bin/shutdown.sh
Restart=no
RemainAfterExit=yes

[Install]
WantedBy=multi-user.target

  ・上記作成後、ctrl+oで書込保存、ctrl+xで抜けてください。

  ・ユーザはOSインストール時に作成必須なので、ユーザ名は問題ないかと。
  ・グループ名ですが、私はユーザ名と同じで記述しても動作してくれましたが、本来の設定として正しいかどうかは不明です。

  ・ディレクトリのアクセス権限設定と、作成したファイルを有効化させるため、以下のコマンド操作を行います。

# chown ******:****** -R /opt/tomcat9    ← *はユーザ名、グループ名です
# systemctl list-unit-files --type=service | grep ******   ← *はユーザ名、グループ名です(私はユーザ名、グループ名同一なのです)
# systemctl enable tomcat9

◎上記を行ったあと、tomcatの各種確認を行います。

  ・このコマンドでtomcatが問題なく起動しますが、エラーがあれば各種記載内容を確認ください。
   # systemctl start tomcat9.service

  ・問題なければ
   # systemctl status tomcat9.service

  ・こんな感じかと
   root@raspberrypi:~# systemctl status tomcat9.service
   ● tomcat9.service - Apache Tomcat9
        Loaded: loaded (/etc/systemd/system/tomcat9.service; enabled; preset: enabled)
        Active: active (exited) since Tue 2023-10-17 08:53:09 JST; 3h 54min ago
       Process: 708 ExecStart=/opt/tomcat9/bin/startup.sh (code=exited, status=0/SUCCESS)
       Main PID: 708 (code=exited, status=0/SUCCESS)
         Tasks: 65 (limit: 8733)
           CPU: 3min 30.734s
        CGroup: /system.slice/tomcat9.service
                └─728 /usr/bin/java -Djava.util.logging.config.file=/opt/tomcat9/conf/logging.properties -Djava.util.logging.mana>

   10月 17 08:53:09 raspberrypi systemd[1]: Starting tomcat9.service - Apache Tomcat9...
   10月 17 08:53:09 raspberrypi startup.sh[708]: Tomcat started.
   10月 17 08:53:09 raspberrypi systemd[1]: Finished tomcat9.service - Apache Tomcat9.
   lines 1-13/13 (END)

  ・ctrl+zで抜けてください。

◎ここまで問題なければ、一度ラズパイを再起動させます。
 再起動後、何も操作しなくとも[「http://localhost:8080」(他マシンからはIP:8080)にブラウザからアクセスすることで、tomcatの起動画面が確認できると思います。
 ここまでできれば、一度コーヒーブレイクしてくださいね!

前編はここまでとします。

後編はGroupsessionのインストール、ポート番号なしで使えるようnginxのインストール、欲を出してssl対応化まで進めます。

素人のおじさんが趣味で行っています。

ぜひ続きもご覧いただき、感想等ください。

それではよろしくおねがいします。

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