Bitnami Mattermost 5.xから移行しようと思っていましたが、過去の柵をいろいろ引きずるのが面倒になったので新しいVMを立てました。5.xからの移行にあたり、公式のチャンネルくらいは同じものを用意してあげたいな、と思ったのですが、チャンネル情報を取得するのにちょっと苦労したので自分用メモです。
VMをBitnamiから拝借して立てるところは大した手順ではないので省略。
概要
- 6.xになり、従来
mattermost
だったコマンドはmmctl
になった。 -
mmctl
を実行するにはいくつかの条件が必要。たぶん数日したら忘れる。 - 忘れないように、
.bash_aliases
に追記することで忘れる権利を取得。
mmctlを実行する条件
ユーザ認証が必要。だけどローカル実行という回避策がある。
以下のいずれかの方法で認証しないと、mmctl
は実行できません。
-
mmctl auth login
であらかじめ認証しておく -
mmctl --local
をつけて、ローカル実行であることを明示する
私はmmctl auth login
で指定する「Connection Name」が何を指すのかよくわからなかったので、後者の作戦にしました。エラー文言もイマイチ把握できておらず)
ローカル実行にはmmctl の実行ユーザをソケットと合わせる必要がある。
mattermostを起動した際にソケットファイル /var/tmp/mattermost_local.socket
ができます。
ローカル実行はこのソケットファイルの作成者の権限を使うので、mmtlの実行ユーザは /var/tmp/mattermost_local.socket
のユーザーと同一である必要があります。
bitnami のVMの場合は、mattermost
ユーザですね。
条件を忘れてもいいようにする
上記のような条件を覚えておくのが負担なので、aliasにしてしまいました。
bitnami ユーザでそのまま使えるように。
alias mmctl="sudo -u mattermost mmctl --local
ログインのたびに打つのも面倒なので、これをbitnamiユーザの.bash_aliases
に追加して終わり。
次はチャンネル情報設定とか、ユーザ設定とかの移行方法を調べます。