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raspberry piをNAS運用してみたい

Last updated at Posted at 2023-01-28

家に持て余しているラズパイをいい加減何かに使いたいと思ってNASにしました。

やること
ROM焼き(imager)
OSインストール
セットアップ
xrdpの設定
sambaの設定
ディスクの設定(パーティション、フォーマット)
※ターミナルから応答を求められる場合、y/nやパスワード入力以外のinput指示はEnterにて対応ください。
権限がないと言われた場合、先頭に[sudo]:管理者権限で実行をしてコマンド実行してください。

ROM焼き

以下から、imagerをインストールします。
imager

OSは標準(raspberrypi OS)やubuntu、manjaroなどありますが、軽量なものを使うとストレスが少ないです。
最初は使い慣れているubuntuにしようと思ったのですが、3B+で素で使ってみると思いのなんので諦めました。
メモリスワップなどをしてみると軽くなるかもしれませんが・・・

(Debian系で軽量なMXLinuxもあったのですが、回線が重くインストールできず。。。)
そのため、arch系であるManjaro(xfce)を導入。(KDEは軽量ですが、xrdpがうまく動きませんでした。)
結局、おま環ではmanjaroの相性とかなんとかでうまく動かないところがあったのでpiOSでやりなおしてます。気が向いたら改稿します。

MXLinuxについて

MXLinux以外はImagerからそのまま焼けるのでisoの準備は不要です。
imagerを開いてOSを選ぶからOther general-purpose OSを選択してManjaroをインストールします。
(いろいろ気になる方はmicroSDをいくつか用意して焼いておくと便利です。)

OSインストール

基本GUI付きのものなので、インストールも簡単です。
言語とロケーション、キーボード設定、ユーザー情報を登録するだけですぐに使えます。

セットアップ

Ctrl + Alt + Tなどでターミナルを開きます。

パッケージのアップグレード

以下のコマンドを入力し、パッケージをアップグレード。

sudo pacman -syyu

yayのインストール

arch系では公式パッケージが用意されていない場合のあるので、その際にgitなどからファイルを落としてパッケージを作成する必要がある。
(archでは、sudo pacman -S ~がインストールコマンド)

sudo pacman -S yay

日本語入力

日本語入力を導入します。
まず、フォントをインストールします。

sudo pacman -S ttf-sazanami

入力メソッドをインストールします。

sudo pacman -S fcitx5-im fcitx5-mozc

最後にプロファイルを編集して、再起動します。

touch .xprofile
echo "export GTK_IM_MODULE=fcitx" >> .xprofile
echo "export QT_IM_MODULE=fcitx" >> .xprofile
echo "export XMODIFIERS=@im=fcitx" >> .xprofile
reboot

xrdp

xrdpをインストールします。

yay -S xrdp xorgxrdp
sudo nano /etc/X11/Xwrapper.config

allowed_users=anybodyを追加。

sudo systemctl enable xrdp.service
sudo systemctl enable xrdp-sesman.service
sudo systemctl start xrdp.service
sudo systemctl start xrdp-sesman.service

sambaの設定

samba本体はインストールに含まれているため、基本的な設定を行うだけ。
samba.confのインストール

ユーザの設定
端末のユーザを使用する場合はそのまま入力して、別途パスワードを設定する。

sudo pacman -S manjaro-settings-samba

サービスのアクティブ化

sudo systemctl enable smb.service
sudo systemctl enable nmb.service
sudo systemctl start smb.service
sudo systemctl start nmb.service

ディスクの設定

わかる人は飛ばしてください。新品のストレージをフォーマットしてマウントます。
※ OS の再インストール時など、すでにディスクがパーティショニング済みで、その状態を維持したい場合は、パーティショニングは行わずに、フォーマットへ進んでください。

ストレージのデバイス名を確認します。
対応する仕様のものがそれにあたります。

sudo lsblk

MBRとGPTと形式があり、それによってコマンドが変わります。
今回は2TB以上を認識できるGPT(gdiskによって実行)にします。

sudo gdisk /dev/{:デバイス名}
sudo mount

参考記事

Manjaro LinuxをHyper-VにインストールしてRDP接続で使う
日本語入力の設定
パーティショニング
DS61 V1.1 を買った + xrdp で RDP と仲良くなるまでのメモ
xrdpのログイン後画面が青いままの場合
sambaの設定
Sambaの設定2
ディスクの追加
認証画面がない人

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