家に持て余しているラズパイをいい加減何かに使いたいと思ってNASにしました。
やること
ROM焼き(imager)
OSインストール
セットアップ
xrdpの設定
sambaの設定
ディスクの設定(パーティション、フォーマット)
※ターミナルから応答を求められる場合、y/nやパスワード入力以外のinput指示はEnterにて対応ください。
権限がないと言われた場合、先頭に[sudo]:管理者権限で実行をしてコマンド実行してください。
ROM焼き
以下から、imagerをインストールします。
imager
OSは標準(raspberrypi OS)やubuntu、manjaroなどありますが、軽量なものを使うとストレスが少ないです。
最初は使い慣れているubuntuにしようと思ったのですが、3B+で素で使ってみると思いのなんので諦めました。
メモリスワップなどをしてみると軽くなるかもしれませんが・・・
(Debian系で軽量なMXLinuxもあったのですが、回線が重くインストールできず。。。)
そのため、arch系であるManjaro(xfce)を導入。(KDEは軽量ですが、xrdpがうまく動きませんでした。)
結局、おま環ではmanjaroの相性とかなんとかでうまく動かないところがあったのでpiOSでやりなおしてます。気が向いたら改稿します。
MXLinux以外はImagerからそのまま焼けるのでisoの準備は不要です。
imagerを開いてOSを選ぶからOther general-purpose OSを選択してManjaroをインストールします。
(いろいろ気になる方はmicroSDをいくつか用意して焼いておくと便利です。)
OSインストール
基本GUI付きのものなので、インストールも簡単です。
言語とロケーション、キーボード設定、ユーザー情報を登録するだけですぐに使えます。
セットアップ
Ctrl + Alt + Tなどでターミナルを開きます。
パッケージのアップグレード
以下のコマンドを入力し、パッケージをアップグレード。
sudo pacman -syyu
yayのインストール
arch系では公式パッケージが用意されていない場合のあるので、その際にgitなどからファイルを落としてパッケージを作成する必要がある。
(archでは、sudo pacman -S ~
がインストールコマンド)
sudo pacman -S yay
日本語入力
日本語入力を導入します。
まず、フォントをインストールします。
sudo pacman -S ttf-sazanami
入力メソッドをインストールします。
sudo pacman -S fcitx5-im fcitx5-mozc
最後にプロファイルを編集して、再起動します。
touch .xprofile
echo "export GTK_IM_MODULE=fcitx" >> .xprofile
echo "export QT_IM_MODULE=fcitx" >> .xprofile
echo "export XMODIFIERS=@im=fcitx" >> .xprofile
reboot
xrdp
xrdpをインストールします。
yay -S xrdp xorgxrdp
sudo nano /etc/X11/Xwrapper.config
allowed_users=anybody
を追加。
sudo systemctl enable xrdp.service
sudo systemctl enable xrdp-sesman.service
sudo systemctl start xrdp.service
sudo systemctl start xrdp-sesman.service
sambaの設定
samba本体はインストールに含まれているため、基本的な設定を行うだけ。
samba.confのインストール
ユーザの設定
端末のユーザを使用する場合はそのまま入力して、別途パスワードを設定する。
sudo pacman -S manjaro-settings-samba
サービスのアクティブ化
sudo systemctl enable smb.service
sudo systemctl enable nmb.service
sudo systemctl start smb.service
sudo systemctl start nmb.service
ディスクの設定
わかる人は飛ばしてください。新品のストレージをフォーマットしてマウントます。
※ OS の再インストール時など、すでにディスクがパーティショニング済みで、その状態を維持したい場合は、パーティショニングは行わずに、フォーマットへ進んでください。
ストレージのデバイス名を確認します。
対応する仕様のものがそれにあたります。
sudo lsblk
MBRとGPTと形式があり、それによってコマンドが変わります。
今回は2TB以上を認識できるGPT(gdiskによって実行)にします。
sudo gdisk /dev/{:デバイス名}
sudo mount
参考記事
Manjaro LinuxをHyper-VにインストールしてRDP接続で使う
日本語入力の設定
パーティショニング
DS61 V1.1 を買った + xrdp で RDP と仲良くなるまでのメモ
xrdpのログイン後画面が青いままの場合
sambaの設定
Sambaの設定2
ディスクの追加
認証画面がない人