シェルスクリプト while 文

以下の算術式の for 文は bash でしか動かないため、while 文を使用したほうがよい。
シェルスクリプト bash for 文 算術式

if 文と同様に、test コマンドの [ が記述されることが多い

インクリメントには expr コマンドを使用。

while-1.sh

i=1
while [ "$i" -le 10 ]; do
  echo "$i"
  i=`expr "$i" + 1`
done

bash の場合、インクリメントに算術式の使用が可能。

while-2.sh

i=1
while [ "$i" -le 10 ]; do
  echo "$i"
  ((i++))
done

引数を順次処理する

shift コマンドで引数をずらす。

while-3.sh

while [ "$#" -gt 0 ]; do
  echo "$1"
  shift
done

while-3.sh_result

$ ./while-3.sh a b c
a
b
c

無限ループ

: コマンドを while の条件として記述（常に真を返す）
true コマンドを使用することも可能だが、true コマンドが外部コマンドとして実装されている場合もあるため、内部コマンドである : を使用したほうが良い。

while-4.sh

while : ;do
  echo "yes"
done

bash ではどちらも内部コマンドなので問題ないはず。

$ type :
: is a shell builtin
$ type true
true is a shell builtin