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AzureのPJに初めて参画した時にやった9のこと

Last updated at Posted at 2024-11-20

はじめに

■本ブログについて

Azureプロジェクトに初めて参画した時に、Azureの理解をキャッチアップする為にやったことを説明します。

  
Azureの理解を深めて、PJで貢献するには、個人の技術ブログ含め、様々な情報ソースが転がっており、何から手をつけたらよいのか、迷うことがあるかと思います。
  
そんな時、こういう学習方法もある、というのを知って頂き、参考にしてもらえればと思います。 (2024年11月時点の情報となりますので、リンク先の変更等はご容赦下さい。)
  
また、ベテランの方については、新しく未経験の方が参加した際の読み物として、本ブログが参考になれば幸いです。

■本ブログ作成者のスキル

・AzureのPJは未経験。
・資格は取得しており、ふわっと提供されているサービスの概要は知っている。

目次

  1. Azure定番システム設計・実装・運用ガイド改訂新版の読込
  2. オンライントレーニングに参加する
  3. 社内で整理されているAzureに関する資料の読込
  4. Azure Well-Architected Frameworkの流し読み
  5. 資格受験(AZ-500、AZ-700)+MSlearn(合格不要)
  6. Azure アーキテクチャセンターの読込
  7. 料金計算ツールによる見積もりの作成
  8. 構成図の作成
  9. 無料枠でのAzureの操作
  10. まとめ

1. 「Azure定番システム設計・実装・運用ガイド改訂新版」の読込

MS社が著者で、Azureのサービスの基本が記載されており、全体像をつかむという意味で、とっかかりとしては、丁度よいかと思います。2021年に改訂されているので、そこそこ新しい部類かなと思います。私は市民図書館で借りて読みました。

「Azure定番システム設計・実装・運用ガイド改訂新版」(AmazonのURLのリンク)

2. オンライントレーニングに参加する

Microsoft社で提供されているAzureのオンライントレーニング(どの講座でも良いと思いますが、私はAZ-104の対策講座を選択)を受講しました。ハンズオンの環境も払出される場合があるので、より理解を深めることができます。人から聞くとインプットしやすい上に、講師に質問できるので、かなりありがたい。

3. 社内で整理されているAzureに関する資料の読込

社内で整理されているAzureの資料を読込みました。
私の場合は、社内で実際のPJで流用可能な、Azureの設計内容や考え方が整理された資料が社内で整理されていたので、学習教材として、活用しました。

4. Azure Well-Architected Frameworkの流し読み

信頼性、コスト最適化、オペレーショナル エクセレンス、パフォーマンス効率、セキュリティのベストプラクティスを示すガイドラインが示されています。
 
正直、ボリュームが多すぎるので、どういうことが書かれているか雰囲気が分かれば、良いかと思います。あとは、確認したい場合に都度、必要な部分のみ参照するイメージかと思います。

5. 資格受験(AZ-500、AZ-700)+MSlearn(合格不要)

学習のモチベーション維持と体系適な理解の為、NWとセキュリティの試験を受験しました。

無課金で行きたかったので、MSLearnのみで学習。上記2つの資格を同日に受験した結果、1勝1敗でした。NWとセキュリティのMSLearnを一通りやりきれたのは成果。

6. Azureアーキテクチャセンターの読込

Azureの一般的な構成と処理の説明がされており、とても有用です。実際のPJで利用しているサービスや構成と照らし合わせることで、処理概要や考え方の理解がさらに進みます。 (代替となる構成や考慮事項も記載されてます。)
 
またvisio形式の図をダウンロードできるものもあるので、構成図の作成に活用してました。

7. 料金計算ツールによる見積もりの作成

私は実際のPJでAzureの利用料を見積もる必要があったのですが、学習と意味でも見積もりを作成するのは、お勧めです。
 
Azureのプランの考え方(プレミアムプラン、標準のプランの違い等)やサービスの種類、課金の考え方に触れられるので、勉強になります。

8. 構成図の作成

私は実際のPJで構成図を作成する必要があったのですが、学習という意味でも有用かと思います。
 
・NWの構成として、VNetやサブネット、リソースグループをどう構成するか
・セキュリティを考える場合、利用するAzureサービスは、VNetに配置できるか
・プライベートエンドポイントがつかえるのか等

上記は一例ですが、実際のPJでも検討するような内容を考慮して、構成図を作成すると、学習する必要がでてきます。それにより、自然とAzureサービスの知識が身につきます。

9. 無料枠でのAzureの操作

Azureを実際に操作することで、GUIでのポータルの操作方法、サービスを利用する際に指定が必要な項目を確認することができます。
 
試しにプロジェクトで設計している構成を作ってみようとしましたが、机上では上手くいきそうな部分も、実際に操作すると、Azureのリソースを作成するだけでもエラーが頻発。上手くいかないことばかりで結構大変です。
(時間が無限に溶けるので、今はお休み中)

10. まとめ

Azureの案件に参画した際の、私がキャッチアップの為に取り組んだ内容について、ご紹介しました。
 
他にもUdemyや技術ブログを読むなど、自分に合った学習の仕方があるかと思います。
有効だと思う部分がありましたら、是非、取れ入れて頂ければ幸いです。

※ 本ブログに記載した内容は個人の見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません。(2024年11月作成)

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