MontereyだとPythonを標準でインストールしなくなりました。
で、Pythonを使う場合、インストールする必要があるんですが、インストールした時にwarningやらエラーでハマったのでそれのメモ。
ちなみに、python2.xはサポート切れているので、基本的には3.xを入れるべきかと思います。
まず、インストールをぐぐりながら続けていくとこういうエラーが出ることがあります。
pyenv install 3.10.4
python-build: use openssl@1.1 from homebrew
python-build: use readline from homebrew
Downloading Python-3.10.4.tar.xz...
WARNING: The Python readline extension was not compiled. Missing the GNU readline lib?
ERROR: The Python ssl extension was not compiled. Missing the OpenSSL lib?
Please consult to the Wiki page to fix the problem.
https://github.com/pyenv/pyenv/wiki/Common-build-problems
readline/sslがはいってないとかそんなエラーです。
入れてあるのに探せていない。パスかな?と思いきや問題はもっと根本的な部分でした。
症状としてはこちらと一緒。
M1 Macからは、ターミナルの情報をみるのプロパティ?を開くと、Rossetaを使用して開くというチェックがあります。
これは、Intel系にてterminalを使うかという切り替えになるわけですが。
これのチェックを入れて、brewやpyenvをいれたのか?いれてないのか?が大きい鍵です。
このリンク先にあるように、
Intel系で攻めるのか、M1系で攻めるのかをあらかじめ決めておく必要があります。
こちらでは、Intel系で攻めて対処した時のクイックメモを記載。
1. terminalにRossetaを使用して開くのチェックを入れる
2. brew/pyenvをインストールする
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
brew install pyenv
これにより、/usr/local/bin/pyenvやら、/usr/local/bin/brewなどでインストールされます。
rossetaを使用して開くにチェックを入れない場合は、/opt/homebrew/bin/brewとかにインストールされるわけです。
3. .zshrc/.zprofileを変更
eval "$(pyenv init -)"
eval "$(pyenv init --path)"
とすると、インストールはすんなりできます。
pyenv install 3.10.4
python-build: use openssl@1.1 from homebrew
python-build: use readline from homebrew
Downloading Python-3.10.4.tar.xz...
-> https://www.python.org/ftp/python/3.10.4/Python-3.10.4.tar.xz
Installing Python-3.10.4...
python-build: use tcl-tk from homebrew
python-build: use readline from homebrew
python-build: use zlib from xcode sdk
Installed Python-3.10.4 to /Users/hogehoge/.pyenv/versions/3.10.4
M1版はリンク先を参考のこと。