1. はじめに
まずはこの記事を訪れて下さったことに感謝します。簡単に私について自己紹介をさせていただきます。私は今までITとは全くの無縁でしたが、2年ほど前にプログラミングスクールに通ってRubyとそのフレームワークであるRuby on Railsを学習しました。しかし諸事情でそこから今年の1月まで一切プログラミングに触れることがなく、スクールで得た知識もごっそり抜け落ちてしまいました。なのでタイトル通り「ほぼ素人」と言っても差し支えないと思います。そんな私が約2ヶ月の勉強でJava Silverに87%の正答率で合格することができました。(合格ラインは63%とされています)
この記事では、私が合格するために使用した教材、勉強方法、本番での注意事項などを記していきたいと思います。
2. Java Silver SE11に合格するために使用した教材
今回Java Silver SE11を受験するにあたって私は完全に独学でを学習を進めました。そしてその学習の中で使用したものは以下に挙げるものだけです。
結論から話すと、この試験に合格するには3つ目に挙げた問題集(通称黒本)を周回するだけで問題ないです。ですがあくまで問題集なので、Javaについて何も知らなかった私は解説を読んでもイマイチ理解ができませんでした。なので知識を吸収するための土台作りとしてprogateとせかチャン様の動画で「そもそもJavaとはどういうものなのか」を勉強しました。
3. 学習の進め方
ここから使用した教材毎にどのように学習を進めていったかを書いていきます。
1. progate
黒本をやり始めてすぐに「まずJavaについての基礎的な部分を学ばないと話にならない」と感じ、最初に着手した教材です。今思うとprogateからスタートして本当に良かったと感じています。ハンズオン形式で初歩の初歩から様々なプログラミング言語を学ぶことができるサイトで、私はここでJavaのイロハを学びました。逆にJavaについてある程度知識があるという方はスキップしていい程度の難易度となっています。実際に初学者の私がJavaの全てのカリキュラムを終えるのに3日程度しかかからなかったので、学習の入り口としては最高の教材だと思います。難点として全てのカリキュラムを学習するのに月々1500円のサブスクに入らないといけないのですが、そこは必要経費として支払いました。
2. せかチャン - 世界一分かりやすい情報科チャンネル
次に着手したのがYouTubeの動画です。このチャンネルはエンジニアの友人から「Silver受けるなら絶対に見るべき」とオススメされたものです。progateでは押さえきれなかった要点を初学者でも分かるように丁寧に解説してくれます。このチャンネルにSilverのための再生リスト(【JavaSilver対策】おすすめ動画集)がありまして、私はそのリストを一度しっかりと視聴して、黒本で問題演習をするようになってからはスキマ時間を利用して気になった分野のパートを再度視聴していました。総再生時間が約10時間ほどありますが、初学者ならば黒本を始める前に一度通しで全て視聴することを強くオススメします。もちろん視聴する上で分からない箇所もあると思いますが、「ふーん、こういうものなのか」くらいで深く考えずに頭に記憶として残しておくことが大切です。その記憶が黒本の問題解説を読んだ時の理解度をグンと上げてくれます。
3. 徹底攻略Java SE 11 Silver問題集[1Z0-815]対応
Silverを受験するにあたって鉄板の教材、通称黒本です。試験を突破できるかどうかは、この問題集を何周できるかにかかっていると言っても過言ではありません。この問題集は全13章で構成されていて1章から11章は各分野毎の演習問題と解説、12章と13章は本番形式の模擬試験となっています。実際の試験を受験し終わって驚いたのが、試験問題の大部分がこの12章と13章に掲載されている問題の類題だったんです。中には「これ黒本の問題を元に作っただろ!」と突っ込みたくなるほど似ている問題までありました。黒本の重要度が伝わったところで、ここからは私が実践したこの問題集の進め方について書いていきます。あくまで私が私に合っていると思って実践した方法なので、参考程度に読んでもらえるとありがたいです。
1. 1周目はとにかく考えることなく問題と解説を読み込んで理解することに徹する
知識を吸収するための土台ができたからといって、この問題集で問われていることは知らないことばかりですし知らないと解けないものばかりです。考えても仕方ないので「そういうものなのか」精神で脳死で知識を蓄えましょう。
2. 2周目は通しで全部解いてみて解けなかった問題にはチェックを入れる
1周目で仕入れた知識を総動員して一気に1章〜11章まで解き進めます。人間は忘れる生き物なのでここで解けない問題があるのは当然です。分からない問題があっても気にせず最後まで解き切りましょう。(私はここで3割くらいしか分かりませんでした)
解き終わったら採点をしながら分からなかった問題にチェックを入れていくのですが、ここでポイントなのが「答えが合っていても、なぜ他の選択肢が間違いなのか説明できなかった問題にもチェックを入れる」ということです。ここでの目的は正答率を上げることではなく知識を自分のものにすることです。正解ではない選択肢を吟味しないと得られない知識も多く存在するので、後に復習しなければならない問題は増えてしまいますが面倒くさがらずに解説を読んで不正解の選択肢の理由も答えられるようにしましょう。
3. 3周目は前回チェックを入れた問題を解き直す
3周目ともなるとチェックした問題に関しては2回も解説を読んでいることになるので、多くの問題がスラスラと解けるようになると思います。私は3周目で知識が身についてきたなという実感を持てるようになりました。またここで間違えたり、不正解の選択肢を理由を説明できなかった問題はチェックを入れて解説をしっかりと理解して次周回するときに解き直します。これを繰り返していくうちに1章〜11章までで答えられない問題は無くなっていきます。
4. 1章〜11章をマスターしたらいよいよ12章と13章の模擬試験を完璧に解けるようにする
いよいよ模擬試験です。前述した通り、本番はこの模擬試験の類題がほとんどです。本試験を迎える頃には12章13章の正答率を100%にしておくことが理想です。最終的にそこまで理解度を上げておけば良いのでこの模擬試験をどう利用するかは個人の自由ですが、私は折角なので時間を測りながらできるだけ本番に近い状況で解いてみました。本番は制限時間180分の中で全80問を回答していき、正答率が63%を超えれば合格です。私は初回から12章13章ともに正答率が70%を超える程度の結果を出すことができましたが、結局この模擬試験をそれぞれ5周して分からない問題がない状態にしてから試験の申し込みをしました。
4. 本試験についての注意事項
一生懸命勉強しても、実際に試験を受けられなければ意味がありません。Java Silver(Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 11 )を受験するために申し込みをするにはかなりややこしいプロセスが必要で、私はアカウントの登録等が上手くいかずに丸一日を要しました。詳しくはこのサイト(【はじめてのJava Silver】試験概要や申込方法について解説)で分かりやすく解説されているので良ければ参考にして下さい。
本番は近場のテストセンターまで赴いて受験するか自宅にてリモートで受験するか選べます。調べてみたところ、リモートで受験する場合
- スコア表に掲載される証明写真を自分で撮影しないといけない(テストセンターで受験する場合は受験前にスタッフさんが撮影してくれます)
- 試験はカメラを通して試験管の監視の元で行われるが、カメラに顔と肩が常に映っていないと注意されるため姿勢に気を付けなければならない(テストセンターでは余程のことがない限り姿勢で注意されることはありません)
- 予期せぬアクシデントで失格になることがある
- 試験中は筆記用具等の使用が不可(テストセンターではA3サイズ程度のホワイトボードと水性ペンが支給され、試験中にそれらを使用して計算やメモをすることが可能です)
といったデメリットがあり、私はそういった些事に労力を割きたくなかったのでテストセンターでの受験を選択しました。これらのデメリットが気にならないという方はリモートでの受験を選択してもいいかも知れません。
そしてテストセンターで受験することを選択した場合、会場で本人確認書類の提出が求められます。
本人確認書類として以下の2点持参する必要があります。
- 主なID(Primary ID): 政府発行の写真付き身分証明書(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)
- 副次的なID(Secondary ID): 名前と署名、または名前と写真が確認できる身分証明書(健康保険証、学生証、署名済みのクレジットカードなど)
注意
これらのIDは、試験登録時の氏名と一致している必要があります。
異なっていた場合は試験自体受けることができないので要注意です。
5. 終わりに
私に文章を上手くまとめる才能が足りず、ここまで長々と書いてしまいました。Silverの受験を目指している方にとって一助となるようなことを記したつもりではあるのですが、実際に読んで下さった方に「読んでよかった」と思ってもらえたらとても嬉しいです。
他に何か気になることや質問があれば遠慮なくコメントで聞いてください!できる範囲で回答させていただきます!
御拝読ありがとうございました。