初めに
VisualStudioCodeを使うときの設定をメモします。
ライブラリ・モジュールのcould not be resolved
ライブラリをpipでインストールした,コードは問題なく使える.
しかしVisual studio Code (以下VSCode)で「could not be resolved」と言われ黄色の波線が出る.そんな時の対処法
pandasを例に上げる.
- ターミナルで対話モード.(Windowsの場合:「Python」コマンドを実行)
- 「import pandas」コマンドでpandasをインクルード
- 「
print(pandas.__file__
)」コマンド.ライブラリのディレクトリパスが表示される.- 例:
C:\Users\~(中略)~\local- packages\Python39\site-packages\PIL\__init__.py
- このパスの先頭から「site- packages」までをコピーする.
- 例:
- VSCodeの「ファイル」→「ユーザー設定」→「設定」
- 画面上部,「設定の検索」に「extra path」を検索
- python > Analysis: Extra Pathsの「項目の追加」(Add Item)をクリック
- 入力欄にコピーした「~\site-packages」までのパスを入力,「Ok」.
- ソースコードに戻り,黄色の波線が消えていれば成功.
参考:Visual Studio Codeでライブラリやモジュールが could not be resolved になる時の対処法
デバッグ時にモジュールのインポートエラー
ライブラリはインストールした.プログラムも問題なく使える.
Visual Studio CodeでF5デバッグ時に「ModuleNotFoundError」のエラーが出る.その対処法1
「F1」キーもしくは「Ctrl+Shift+P」で開き,「Python:Select Interpreter」を選択.
パスが選択できるので,使用するライブラリが入ったパスを選ぶ.
Pythonのライブラリはpipコマンドを利用することで簡単にインストールできますが,新しいバージョンのPythonをインストールする等した結果自分の使うバージョンのPythonとは別のディレクトリを参照することが多々あります.Windows Store等で最新版をインストールした後等,確認が必要です.
参考:Python VSCode ModuleNotFoundErrorが起きた場合