#はじめに
AWS SAAの試験の中で高可用なアーキテクチャはどれか選ぶ問題がある。サーバの処理能力を向上させるアプローチとして、主に「スケールアウト」と「スケールアップ」があるが、その違いが曖昧であった為、本稿を通じて簡単にその違いについて整理したい。
##スケールアウト
スケールアウトは水平スケールとも呼ばれ、Auto Scalingのように数の増減でスケーリングすることだ。
例:EC2を1つ→3つに変更
##スケールアップ
垂直スケーリングとも呼ばれ、インスタンスそのものの性能を変更してスケーリングすること。(サーバそのものを増強すること。)
例:EC2インスタンスタイプをt2.micro→t2.largeに変更
※今回は比較しやすいように、EC2インスタンスタイプで例えたが、実際はデータベースなどでよく使われる手法とのこと。
参考
https://dev83.com/aws-autoscaling/
https://japan.zdnet.com/article/20234267/
Ultimate AWS Certified SysOps Administrator Associate 2020