#はじめに
LPIC 101を受けるにあたって、コマンドやそのオプション・サブコマンドなどを覚えなければいけない。大体のオプション・サブコマンドは英語に乗っ取っているので、コツを覚えれば難しくはない。
例:-i→informationの略。情報を表示する。
-l→listの略。リスト表示。
etc
ただそういった通常の英語の法則性では考えづらいオプション・サブコマンドもあり、LPICでも問題として問われやすいと思われる。今回は私が特に間違えやすい・覚えづらいと思われるコマンドをピックアップして載せたいと思う。
(あくまで私個人が間違えやすい・覚えづらいと思ったもです。人によっては間違えやすいと思わない、掲載しているものより別のコマンドオプションの方が間違えやすいということがあるかもしれません。その点はご了承ください。)
#cp
option | content |
---|---|
-i | コピー先に同名のファイルがあれば上書きするか確認 |
-d | シンボリックリンクをコピーする時は実体をコピー |
-a | 可能な限り元ファイルの属性とディレクトリの構成を保持してコピー |
#cut
option | content |
---|---|
-c | 抽出する文字位置を指定 |
-d | 区切り文字を指定 |
#egrep
option | content |
---|---|
-v | マッチしなかった行を表示 |
#fdisk
subcommand | content |
---|---|
m | 利用可能なコマンドを一覧 |
n | パーティションの作成 |
p | パーティションテーブルの表示 |
#find
option | content |
---|---|
type -l | シンボリックリンクを検索 |
※シンボリックリンクなのでsオプションかと思いきや、lなので注意。
#fsck
option | content |
---|---|
-N | 実際には実行せず、実行する内容だけ表示 |
#grep
option | content |
---|---|
-c | マッチした行の行数のみ表示 |
-v | マッチしなかった行を表示 |
-i | 大文字と小文字を区別せず検索 |
#mkdir
option | content |
---|---|
-m | パーミッションを指定してディレクトリを作成 |
-p(--parents) | エラーを表示せず記述したディレクトリが存在しなければ作成 |
#rpm
option (suboption) | content |
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-e(--erase) | パッケージをアンインストール |
-c(--configfiles) | 設定ファイルのみを表示 |
※アンインストールは通常removeが多いが、rpmはeraseなので注意。
#最後に
LPIC勉強中のため、必要に応じて追記します。
参考
https://eng-entrance.com/linux-command-mkdir
https://eng-entrance.com/linux-command-cut
https://eng-entrance.com/linux-command-grep
https://xtech.nikkei.com/it/article/COLUMN/20060227/230775/
https://qiita.com/kyohmizu/items/923844999018fd456d44