ショートカットからの実行
Mac でスクリーンショットを実行したい場合、下記のようなショートカットが用意されています。
画面全体 : command + shift + 3
画面の一部 : command + shift + 4(スペースキー押下で範囲選択からウィンドウ選択に変更可能)
ただ、あまりスクリーンショットを日常的に撮らない場合、
上記のショートカットを忘れてしまうこともあるかと思います。
アプリからの実行
また、Mac には Grab というアプリも用意されています。
場所は /Applications/Utilities/Grab.app
です。
このアプリでスクリーンショットを撮影することが可能ですが、
ウィンドウをキャプチャする際に都度キャプチャするか否かのダイアログが表示されたり、
画像の保存時には拡張子がtiffとなったりします。
コマンドからの実行
最後に、本題のコマンドからのスクリーンショットの撮影ですが、
Mac には screencapture
というコマンドが用意されています。
例えば、
alias camera='screencapture -i $HOME/Desktop/$(date +%s).png'
を .bashrc
に登録しておくと、camera
コマンドとして
画面の一部を選択する形式で $HOME/Desktop/
に unixtimestamp + 拡張子名の形式でファイルの保存ができるようになります。
※ screencapture
コマンドの細かいオプションは man screencapture
で確認できます。
スクリーンキャプチャ機能を使うときにショートカットを都度検索してしまうような場合に便利な alias
だと思います。
コマンドからの実行の応用
screencapture
コマンドを使って、Electron アプリを作成しました。
https://github.com/blp1526/cammy
メニューバーから気軽にスクリーンキャプチャをすることができます。